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ジイタンだよ みんな元気かい

経営コンサルタントや評論業、そしてビジネス作家業や社労士業を長年やってきたジイタンが、つれづれのままに書いたあれこれだよ。

ジイタンだよ どらえもん

 

 今日は『オーガストウォーズ』というちょっと変った映画の話だよ。

 

 これね、ロシアの映画だよ。

     

 

 ロシアの戦争映画でね、2008年8月に起こった南オセチア紛争、またはロシア・グルジア戦争とも言うらしいけど、それにまつわる、母と子の親子のきずな物語といった映画だよ。

 

 でね、この映画、ちょっと変わった映画でね、基本は戦争映画なんだけど、小さな少年(5歳くらいかな?)が、ロボットなどが登場するSF映画や物語が好きらしく、ロシア軍とグルジア軍との実際の戦いが、少年なら見ると闇の帝王側のロボット軍団と少年の味方である正義のロボットとの戦いにね、仮託というのかな、つまり少年の空想からするとそう見えるんだよね。

      

 

 ジイタン、こういうことってよく分かる。ジイタンもまだ小さな子供だった頃は夢見る子供というか、よく空想するのが好きだったからね。たとえば授業の時間にふと窓を見ると突然その窓が開いてね、ジイタンがスーパーマンになってその窓から飛び出してゆくとかね。

 

 この映画の少年もそんな空想少年でね、少年の頭の中では現実の戦争シーンと非現実のアニメ上の戦闘シーンとがごちゃまぜになって見えるんだ。

 

 こういう映画、ハリウッド式だとただ面白おかしく作るかシッチャカメッチャカのわけのわからない映画にしちゃうんだろうけど、この映画はけっこうシリアスなんだ。

     

 

 話の筋はね、戦争が始まる直前に、事情があって子供を祖父母のところに一時預けるんだよね。ところが直ぐに戦争になって子供は帰れなくなってしまう。

 

 母親はもう半狂乱だよね、でも狂ってなどいられない、そこで早速行動を起こすよ、「母は強し」だね。敵中突破よろしく戦場をどんどん潜り抜け、途中危険な目にあったり男らしい隊長さんに助けられたりといろんな目に会いながら、やっと子供に会え、無事助け出すというお話だ。

 

 おいおい都合がよすぎるぞ、なんて突っ込みを入れたくなるシーンもあるけれど、なんといっても斬新なのは、現実の戦闘シーンと空想アニメの戦闘シーンがないまぜになって進行するというドラマの作り方だね。

     

 

 しかも現実の戦闘シーンはかなり生々しい。けっして子供向け手抜きの戦闘シーンじゃないよ。で、そんなシーンが突然アニメの空想シーンに切り替わる。

 

 こういう手法そのものは珍しくないんだけど、なんか、真面目なドラマが進行していたと思ったら突然漫画アニメになって空想シーンになる、そのギャップというか、エッと不思議にさせられるのが斬新で楽しかったよ。

    

 

 ああそれからね、現実シーンはシリアスだけど、子供も見られるように作ってあるから残酷シーンはほとんどないよ。

 

 じゃまたね