おバカな絵の名人と名工の話 二回目 | ジイタンだよ みんな元気かい

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経営コンサルタントや評論業、そしてビジネス作家業や社労士業を長年やってきたジイタンが、つれづれのままに書いたあれこれだよ。

 ジイタンだよ どらえもん 『おバカな()名人(めいじん)名工(めいこう)(はなし)』の二回目だよ

そしてね、絵の名人は絵を描くための道具(どうぐ)()ってお堂に()ってみるとね、名工が()っていてどうぞ(なか)(はい)ってみてくださいって言うんだね。絵の名人は言われるままに、(ひら)いてある(とびら)から入ろうとして(ちか)づくとパタン(ぱたん)()まってしまい、(べつ)の扉が開く。玄関

あれって思ってその扉から入ろうとすると、またパタンと閉まって別の扉が開くんだよ。こうしてどの扉からも入れない。ハッと()がついた絵の名人は、さては私をからかうつもりで仕組(しく)んだなって(はら)()て、名工をにらんで大急(おおいそ)ぎで(かえ)ってしまった。名工はしてやったりとクスクス(くすくす)(わら)っているよ。笑う

(いま)ならこういう仕掛(しか)けも(かん)(たん)に作れるけれど、当時(とうじ)大変(たいへん)工夫(くふう)だし技術だったんだね。だから名工も“やったぜ”って得意(とくい)だったんだね。カオ^^

でね、しばらくすると今度は絵の名人が名工に言ったんだ。あるお金持(かねも)ちから(たの)まれて絵を描いたのですが、今度はその絵を彫刻にして欄間に飾りたいっていうのです。私の絵を彫刻にして、絵より立派(りっぱ)出来(でき)る人なんてあなたしかいないので、ぜひ頼まれてくれませんかっていうんだね。絵画

名工はどうもおかしいなって思いはしたんだけど、(こと)われば絵の名人から“私の絵が素晴(すば)らしいものだから、彫刻に出来ないんだ”って言われるに()まっているから、なにくそって思って承諾したんだって。くやしー

つづく