毎月第一日曜日に行われている勉強会に参加してきました。





今回の皇民覚醒講演は、葛目浩一先生(新聞「アイデンティティ」発行人)が

今なお、GHQ検閲下の戦争史観

の演題で、
◎ 陸自32普通科連隊が公式SNSで用いた「大東亜戦争」を朝日新聞などから批判され削除した件の問題点は、マスコミがいまだGHQ検閲下状態であることと、防衛相が「大東亜戦争」は公職に就く人が使うには「不適切な言葉」だと認定したこと。

◎硫黄島での戦いは大東亜戦争中のこと。英霊は大東亜戦争を戦争を戦った。大東亜戦争の削除は、戦勝国史観にとらわれ独立国としての尊厳を自傷するもの。日本人は堂々と大東亜戦争と呼ぼう。

◎樋口季一郎、杉原千畝のユダヤ人救済。ナチスの迫害から逃れるユダヤ人を救ったと杉原千畝ばかりがたたえられているが、樋口季一郎の功績を忘れてはならない。樋口はハルピン特務機関長在任中、シベリア鉄道経由で欧州から逃れてきたユダヤ人難民を、満州国に働きかけて日本に渡航させた。

◎エルサレム、メソポタミアの丘に立つイスラエル建国に功績のあった人物の名が刻まれたゴールデンブックには、杉原千畝、樋口季一郎など複数の日本人の名が刻まれている。日本では「WGIP」「陸軍悪玉論」などのため樋口の功績は埋もれされた。

◎杉原、樋口の行為は偉業であるが、彼らだけでは為し得なかった。昭和13年の五相会議(首相、外相、陸相、海相、蔵相兼商工相)で「人種平等の原則でユダヤ人を排斥しない」とする「ユダヤ人対策要綱」を政府決定したことが背景にあり、行為の是認となった。

◎ナチスドイツはユダヤ人排斥に協力せよと圧力をかけてきたが、日本政府は「ユダヤ人排斥は八紘一宇の国策にそぐわない」と拒否。 杉原は外務省から「ビザ発給要件を満たさない者へのビザ発給」などへの「注意」を受けたが「処分」はされていない。日本は八紘一宇の政治的主張のもとに、敵国の人種差別とも、同盟国の人種差別とも戦っていた。

などなどのお話しをされました。
次回の一日会は、令和6年10月6日13時から、大阪府教育会館たかつガーデン2階ガーベラの間で開催されます。参加費は1000円(学生無料)です。皆様の参加をおまちしております。