新浜松駅前で定例(第3日曜日11時)の街頭演説をおこないました。



◎静岡新聞朝刊一面の「自治体退職者 10年で2倍」という記事について。知人の話では、浜松市では教職員はすぐには本採用ではないそうだ。公務員が「やりがい搾取」とならないよう、給与水準の見直しで採用試験の倍率をあげ職員の資質向上をはかるべきではないか。


◎消防士や救急隊員、警察官が制服のまま、つまりは勤務中にコンビニ等を利用することに苦情を入れる輩がいる。自衛隊が市中を行進する行事に「戦争を想起する」と反対活動をする連中がいる。仕事への理解、想像のできない輩の言いがかりは「職業差別」だ。


◎川勝静岡県知事が「職業差別発言」を咎められ辞職した。たびたび言動が問題になったが、今回辞職を決めたのは「実際に抗議が多く寄せられた」からではないか。昨年抗議活動をした際に県職員から聞いた「県庁を寄せられた抗議・苦情」は2週間で300件未満。他の件でもだいたいそのぐらいだったという。


◎今回の「職業差別発言」については午前中で300件以上、一日で700件以上抗議・苦情があった。今までとは違う状況に危機を覚え辞意表明したのだろう。賛成でも反対でも「意見」は相手側に送らなければ伝わらない。SNSに書き込んだだけで「相手に意見した」つもりになってはいけない。


◎リニア工事について川勝氏は「大井川の水と環境を保つ」ことを目的にJR東海と向き合ったが、いつしか「議論に勝つ」ことが目的になったのではないか。リニア推進派は「川勝は中国のために通せんぼしてる」などというが、山梨県では住民による提訴があり未着工。神奈川県、岐阜県、愛知県ではトンネル工事の遅れ。長野県、神奈川県など各地で用地取得の遅れ。などなど「静岡県とは関係なく」各地で工事が遅れている。


◎川勝氏は「準備もあるから6月定例会で辞職する」と言っていたが数日後に辞表提出した。「即辞職を求める」と息巻いていた自民党静岡が一番困ったのではないか。県議会最大会派でありながら独自候補はたてられない。先の県知事選で「リニア工事」について、自民党候補者の岩井氏は川勝氏と同様の主張だった。明確な争点がなければ、首長選は現職が強い。選挙結果だけ見て「川勝が圧倒的支持を受けていた」 と思ってはいけない。


◎誰が次の静岡県知事になろうが、リニア工事問題についてはJR東海に水と植生物の保全を約束・履行させることに尽力するべきだ。リニア工事全体の進捗状況をわかりにくくして、川勝と静岡県民を悪者にしているJR東海と大手マスコミ、無責任な世論に迎合してはならない。


などなどを訴えました。


定例街宣は、毎月第3日曜日11時から新浜松駅前でおこなっています。

5月は県知事選期間中なので、次回定例街宣は6月16日の予定です。雨天は中止です。