アクトシティ浜松中ホールで開催された浜松市建国記念の日奉祝式典に行ってきました。


記念講演は江崎道朗先生(評論家・麗澤大学客員教授)が

台湾・沖縄有事と日本の国家戦略

の演題で、
◎「建国の日」を祝うことができる国は少ない。多くの国が「独立の日」を祝う。歴史、文化、伝統、信仰、習俗の長さは、日本が「恵まれた国」であるということ。

◎中国がWTOに加盟し米国相手の貿易で台頭。バブル崩壊以降の日本経済は低迷しているが、中国経済は(発表が正しければ)伸長を続けている。

◎安倍晋三氏は中国に立ち向かうために政策集団として創成日本を作る。経済の活性化、デフレ脱却、金融緩和などアベノミクスをおこない、結果として税収は10年前に比べ25兆円増となった。

◎防衛関連の法整備により米国以外の国と関係を強化。アジア各国への自衛隊派遣。防衛外交は「貸し借り」の関係。

◎安倍政権で動き出したことの成果があらわれはじめ、国防のあり方が劇的に変わっている。岸田政権は「我が国への武力攻撃の可能性を低下させる」ことを防衛政策とする。

◎台湾・沖縄有事の際の先島諸島からの避難が、政府・沖縄県・先島諸島の関係者でシミュレーションされた。官房長官が九州各県を訪問し、避難民の受け入れ態勢を整えることを依頼。

◎九州では報道され「新たな戦前」の意識が広まりつつあるが、全国ニュースになっていないので知らない人が多い。政治、政権を批判するとき「知らないまま」では「薄っぺら」になる。

◎世のことに関心をもち知ろうとすることが、私たちの日常ひいては日本を守ることにつながる。

などなどのお話しをされました。