一日会に参加してきました。





今回の教養講演は
中谷悦治先生(新しい歴史教科書をつくる会 京都府支部理事)が
「必然的な歴史の流れの中でのあの戦争」
の演題で、
◎歴史は事変や戦争を点として眺めるより、100年や200年といった一定の期間を流れとして捉える方が理解も捗り教訓として学ぶべき。演題の「あの戦争」とは、ペリー来航から大東亜戦争そして戦後までの約160年間のこと。

◎「あの戦争」は回避できたかの考察。種々の条件が変わっていても、本流を押し戻すような逆流は起こせなかっただろう。

◎「事実」と「認識」が歴史を構成している。「歴史観」は人によりあるいは当事者間の国々により様々な解釈が加えられ異なるもの。

◎次世代を担う少年少女に国の誉れ、この国に生まれて良かった、先人に恥じないよう努力したいという気持ちを引き出す教育が必要。

◎戦争は国際法上認められた主権国家の正当な権利。大東亜戦争は開戦の詔勅ならびに大東亜宣言にあるとおり自衛戦争、戦争責任は無い。だが戦闘行為に敗北した責任は「誰かに」「どこかに」ある。「愚者は体験に学ぶ。賢者は歴史に学ぶ」

◎占領政策の根本は日本を再起不能にするために、日本人固有の精神文化を否定し、教育勅語にある規律のとれた習慣や道徳心を奪い忘却させること。占領軍に阿った東大法学部を頂点とする学者、占領下での言論統制・検閲を継続するマスメディア、左傾化した法曹界など敗戦利得者の影響力を排除せよ。

などなどのお話しをされました。

次回の一日会は令和5年6月4日13時から、大阪府教育会館(たかつガーデン)ガーベラの間で開催されます。