今月は八日が大東亜戦争開戦の日であるため、駐大阪アメリカ総領事館前で抗議文を読み上げ、提出しました(郵送)。

午後からは一日会。
定例会で、神奈川県川崎市での「反ヘイトスピーチ条例案」について反対意見を市議会に送ることを提案いたしました。


今回の三十分講演は、篠田喜作先生(大和クラブ会長)が「大嘗祭の源流は飛騨古神道である」の演題で、

◎伝統を守るということは源流を変えないこと。神代以来の大和民族の伝統を踏襲する大嘗祭が執り行われる大嘗宮が、目先の勘定の都合で茅葺きから板葺きに変えられたのは極めて軽率。

◎建築を請け負った清水建設か他の業者が、皇室と祖国に報いる機会だとして無償で茅葺きにしなかったことは、我が国の企業経営者の殆どが国家観を失った、アメリカ大資本主義型の高級サラリーマンに堕落したということ。

◎「古事記」「日本書紀」を最古の文献として古代史を知るよすがにしているが、「記紀」が編纂された時(される際)にはすでに日本古代史は消されていた。

◎日本古代の秘密、飛騨に伝えられた口碑を八年かけて実地調査をし、本にして発表した山本健造先生から、飛騨古神道の伝承を信託された。

◎神武天皇から数百年前の飛騨王朝時代の人々は、奥飛騨乗鞍岳淡山麓から位山にかけて広がっている高天原で太陽を神とし、秋に五穀豊穣を神に感謝し、新鮮な産物を捧げ、舞を奉じ歌を歌って至福を味わった。これが祭政一致の原点。

◎即位の礼で使われる笏は、岐阜県高山市にある位山の一位の木から作られる。

◎神武天皇以前の数百年は決して空想の神話ではない。歴史を明白にして空間を埋めることによって国史が完成する。神武天皇以前の歴史が明白になることによって、日本人は自信と誇りを持ち、八紘一宇の精神が人類最高の思想であることに気付くだろう。

などなどのお話しをされました。