「処理水の(海洋)放出を歓迎することはできない」。
16日、主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相
会合後の記者会見でドイツのレムケ環境相が、東京
電力福島第1原発事故の処理水を巡り西村康稔経済
産業相の発言に反発する一幕があった。
反発したのが隣に座っていたレムケ氏。自国で15日に
脱原発が完了したと紹介した後、福島の事故に言及。
「東電や日本政府の努力には非常に敬意を払う」と
しつつ「処理水の放出に関しては歓迎するという
ことはできない」と明言した。
日本政府が福島第一原発の放射能汚染水の海洋放出計画を
進めていることをめぐって世界のネットユーザー向けに
実施した世論調査で、93.21%の人が放射能汚染水の海洋
放出に強く反対していることが分かりました。
海に放出される汚染水には60種を超える放射性物質
(核種)が含まれており、その多くは、現状では効果的に
処理する技術がまだありません。しかし、日本政府と
東京電力は、ほぼすべての核種の除去を実現したとして、
処理水が安全かつ無害であると主張しています。今回の
世論調査ではこの点について回答者の90.28%が「日本政府
と東京電力の発表には信ぴょう性がない」と考えており、
また、全体の86.45%が日本の放射能汚染水の処理は
「非科学的でオープンでなく、かつ不透明だ」と批判しています。
ドイツの海洋研究機関の研究によれば、福島第一原発の放射
能汚染水の海洋放出が始まれば、放射性物質は57日以内に
太平洋の大半の海域に拡散し、10年後には世界の全海域に
広がる恐れがあります。CGTNフランス語放送のある視聴者は
これについて、「世界の全ての人は、日本の放射能汚染水の
処理技術に関して情報を知る権利がある」とコメントしています。
今回の世論調査では、この考えに賛同する人が全体の86.79%を
占め、「放射能汚染水の処理は日本のみにとどまる問題ではなく、
海洋放出の強行はリスクを他国および全人類に転嫁する行為だ」
との声が上がっています。
この世論調査はCGTNの英語、スペイン語、フランス語、
以内に3万3746人が参加しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
東京電力福島第一原発に保管中の放射能「汚染水」を今夏に
海洋放出するという日本政府の計画に対し、太平洋の島国は
「延期」を要求して積極的に対応しているが、韓国は「対岸
の火事」的態度で傍観している。この隙をついて日本は、
主要7カ国首脳会議(G7サミット)などを利用して友好的な
国際世論を形成しようと躍起になっている。
「多核種除去設備(ALPS)」の検査だけでは安全性を確認
しうるだけの十分な結果は得られないと主張した。また、
汚染水保管タンクのうちサンプルとして抽出、検査される
のは一部のみであり、放出による生態学的影響や生物濃縮
についての考察が著しく欠如していると強調した。これらの
問題は、日本が推進する汚染水放出計画を承認したIAEAの
6日の「中間報告書」ではまったく言及されていない。IAEA
は日本政府が2021年4月に汚染水の海洋放出を決めたことに
対し、米国と共に直ちに支持の立場を表明している。




