「人工地震ではありません」 専門家が解説
福島県沖を震源に発生したマグニチュード7.4の地震についてSNS上では
「人工地震だ」という投稿があり、ツイッターでも一時トレンド入りしました。
こうした「人工地震」に関する投稿について、専門家に詳しく聞いてみました。
核実験でもエネルギーは足りない
地震のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の古村孝志教授は、地震
のエネルギーに注目すると人工地震でないことはすぐわかると指摘します。
波形も通常の地震
SNS上では地震波形を持ち出して人工地震だと主張する投稿もあります。
古村教授によると、こうした主張をしている人が引用する地震波形
のグラフはP波とS波が一体化しているように見えますが、これは
時間軸の問題で時間を引き延ばすと印象はかなり変わります。
下がその図です。

さらに今回の地震波形をよく解析に使う「速度波形」という形に
変換し時間軸を拡大してみると、下の図のようになってP波、S波が
しっかり分かれました。

古村教授は「よく見てみるとP波もS波もしっかりあります。
当然なのですが」と話していました。
(参考)
(参考)

上の図は2016年9月に北朝鮮が行った核実験の際の加速度波形です。
最初から大きな振幅の波形となっています。
震源の深さまで人間は掘れない
強震動予測に詳しい防災科学技術研究所の藤原広行部門長は
「震源の深さ」に注目して人工地震説を否定します。
今回の地震について藤原さんは「今回の震源は深さが57キロ
今回の地震について藤原さんは「今回の震源は深さが57キロ
とされていますが、例えばこれだけ深い場所まで穴を掘る
ことは今の人類の技術では不可能です」と話していました。
藤原さんによると、日本で最も深い穴は新潟県で資源探査の
藤原さんによると、日本で最も深い穴は新潟県で資源探査の
ために掘られたもので深さはおよそ6300m、つまり6キロほど
です。海底の探査を行う地球深部探査船「ちきゅう」が掘削
するのも3000m、3キロほどです。世界を見てもロシアや
カタールで掘られた12キロが最大級だということです。
またそれだけの穴を掘ろうと思うと予算も数百億円はかかると
またそれだけの穴を掘ろうと思うと予算も数百億円はかかると
いうことです。
発光は「アーク」か

SNS上では地震発生時の街の映像で白く光る発光現象を取り上げて
「人工地震」の証拠だという投稿もありました。
これについて電力システムに詳しい東京電機大学の加藤政一教授に
これについて電力システムに詳しい東京電機大学の加藤政一教授に
動画を見てもらうと「アーク」という現象だとみられるということでした。

加藤教授によると「アーク」は地震で揺すぶられた送電線どうし
が接触してショートしたあと、送電線がふたたび離れる際に
大気中を大量の電気が流れることで起きるということです。
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6が超深海6883.5mの海底面を確認。暗黒の世界です
(提供:JAMSTEC/IODP)(写真クリックで拡大)
水中Vカメラが超深海6883.5mの海底面を確認。暗黒の世界です
(提供:JAMSTEC/IODP)
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4エリアから受電続く 火発停止で東北電ネット
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福島県内で複数の火発が運転停止 福島県沖地震
配信
16日夜の地震で、福島県内複数の火力発電所の運転が停止した。
相馬共同火力発電(本店・相馬市)は新地町の新地発電所1号機
が運転停止。福島ガス発電(本社・東京)は新地町の液化天然ガス
(LNG)火力発電所1、2号機、東北電力は南相馬市の原町火力
発電所の1号機がそれぞれ地震で自動停止した。
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