<NHK>

福島第一原発2号機 原子炉の真下に燃料デブリか

1月30日 21時15分

東京電力福島第一原子力発電所2号機の格納容器の内部をカメラで
確認する調査が行われ、原子炉の真下にある作業用の床に、黒みが
かった堆積物が見つかりました。
東京電力は溶け落ちた核燃料と構造物が混じった「燃料デブリ」の可能
性を含め、さまざまな可能性が考えられるとして、今後、ロボットを使った
詳しい調査を行い、デブリかどうか評価することにしています。

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東京電力は事故で溶け落ちた核燃料の状態を把握するため、30日に福島
第一原発2号機の格納容器の内部をカメラで撮影する調査を行いました。
東京電力が公開した映像には、原子炉の真下にある作業員が歩く格子状の
床が写っていて、その上に表面がでこぼこした黒みがかった堆積物がこびり
ついているように見えるほか、床を支える鉄板の付近にも堆積物がたまって
いるということです。
床がまとまってなくなっている部分も見つかりました。これについて東京電力
の担当者は記者会見で、「原子炉の下部には保温材や制御棒を動かす装置
のケーブルなどがある。堆積物が溶けた燃料が構造物と混ざった燃料デブリ
かはなんとも言えず、いろんな可能性が考えられる」と述べ、燃料デブリの
可能性を含め、さまざまな可能性が考えられると説明しました。
また、映像には原子炉を冷やす冷却水が降り注いでいる様子も捉えられ、
担当者は「原子炉のどこかに損傷している部分がある。ただ、どれだけ壊れて
いるかは今回の映像ではわからない」としています。
東京電力は来月上旬、放射線量を計測する機器などを備えたロボットを内部に
入れて、より詳しい調査を行い、放射線量や温度を総合的に考えて、見つかった
堆積物が燃料デブリかどうか評価することにしています。
燃料デブリと確認されれば、事故から6年近くがたって、初めてその姿が捉えら
れたことになります。

東京電力が映像説明
東京電力は30日夜、福島第一原発2号機の格納容器内部で撮影された映像
について説明しました。
原子炉の真下から上方向を撮影した映像については原子炉の底の部分に、核
分裂を制御する「制御棒」を動かす装置やケーブルの一部が確認され、比較的、
原形をとどめている可能性が高いとしています。
原子炉の真下には、作業員が歩く格子状の床が写っていて、その上に表面が
でこぼこした黒みがかった堆積物がこびりついているように見えるほか、床を
支える「フラットバー」と呼ばれる鉄板の付近にも、堆積物がたまっているという
ことです。床は一部なくなっている部分もあるということです。
また、原子炉を冷やす冷却水が降り注いでいる様子もとらえられています。

黒い塊が見つかった場所とは
福島第一原発2号機のカメラによる調査で黒い塊が見つかった場所は、格納
容器の中にある原子炉の真下に設置された作業員が歩く格子状の床の上で、
これが燃料デブリと確認されれば、溶けた核燃料は原子炉の底を突き
破ってその下まで達したことになります

今回の調査で、カメラは定期検査の際に使う原発事故の前からある配管など
を通って格納容器の外から原子炉の真下まで進みました。原子炉の真下は
高さ8メートル50センチ、直径5メートルの筒型をした「ペデスタル」と
呼ばれるコンクリートに囲まれ、この内側の撮影が行われたのは初めてです。
この空間の真上は核燃料が入っている原子炉の底の部分で、核分裂を制御
する制御棒を動かす装置やケーブルがあり、足元には定期検査の際に作業員
が歩く格子状の床が設置されています。
東京電力が公開した画像には、原子炉の真下にある作業員が歩く格子状の床
が写っていて、その上に表面がでこぼこした黒みがかった堆積物が見えます。
今後の分析で、これが燃料デブリと確認されれば、溶けた核燃料は原子炉の底
を突き破ってその下まで達したことになります。

東電「床がなくなった状況は評価中」
福島第一原発2号機の原子炉の真下で、作業員が歩く格子状の床の一部がなく
なっている部分があることについて、東京電力は「比較的大きなまとまりとして床が
なくなっていると見ている。床は鉄製で、溶ける温度は1000度程度だが、核燃料
は2000度から3000度ある。核燃料が金属を巻き込んで落ちたのか、現時点で
どういう状況で床がなくなったかは評価中だ」として、原子炉から溶け落ちた燃料が
床を溶かしてなくなった可能性も含めて、今後、評価する考えを示しました。

専門家「燃料デブリかは追加のデータ必要」
東京電力が公開した福島第一原発2号機の内部の映像について、日本原子力学
会の「廃炉検討委員会」の委員長で、法政大学の宮野廣客員教授は「内部の様子
が非常によく見えていると感じた。『グレーチング』と呼ばれる格子状の床にたまって
いた堆積物は、原子炉の底にあるパイプのような構造物が熱で溶けたものと推察
できるが、核燃料を含む燃料デブリかどうかは、放射線量の調査など、さらに追加
のデータが必要だ」と話していました。
設置されていたグレーチングがまとまってなくなっている部分については、「推察に
なるが、上から落ちてきた核燃料がグレーチングを溶かして下に落ちた可能性も
考えられる
」と分析していました。
今後については、「今回の手法で内部がよく見えることがわかったので、場所を
広げて損傷の全体像を調べ、データベースにできれば、廃炉作業に向けた有効
なツールとして活用できる」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170130/k10010857621000.html

 

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<The Huffington Post>

「燃料デブリ」福島第一原発で発見か チェルノブイリには現存、どう取り出す?

投稿日:

福島第1原発2号機の原子炉真下で確認された核燃料とみられる堆積物。

鉄製の作業用足場にこびりついている(東京電力提供)

http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/31/fukushima-debris_n_14510014.html?ncid=engmodushpmg00000004

 

1+5=    3+9=12(6 6)



福島第一原発2号機 原子炉の真下に燃料デブリか

https://www.youtube.com/watch?v=WnN2dAQSN1M

 

 

 

 

 

 

<福島民報>
原子炉直下、燃料デブリか黒い塊
カメラ調査、福島第1原発2号機

東京電力は30日、福島第1原発2号機の格納容器内に、カメラ付きの伸縮
式パイプを挿し入れて撮影する調査を始めた。圧力容器真下の格子状の足
場(グレーチング)上に、黒い塊のようなものが見つかった。原発事故の際に
溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の可能性があり、今後詳しい分析をする。
デブリと確認できれば、溶融燃料の実態が初めて判明する。
 2月中旬までに、格納容器内に自走式のカメラ付きロボットを投入予定で、
今回はその準備作業の一環。伸縮式パイプは長さ約10・5メートルで、先端
のカメラは遠隔操作で向きを変えられる。
(2017/01/30 13:32カテゴリー:科学・環境)
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2017013001001333

 

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5+1+4=10(5 5)(11×5)
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福島第一2号機、原子炉直下に黒い塊 事故の溶解燃料か
朝日新聞デジタル 1/30(月) 13:28配信

【写真】福島第一原発2号機の圧力容器直下の様子。左側の隙間にも
事故前、足場が敷かれていたが、なくなっていた=東京電力提供
PAN -090 TILE -020

最終更新:1/31(火) 1:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170130-00000039-asahi-soci

 

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核燃料?飛散、取り出し困難 チェルノブイリ以来の事態
東山正宜 2017年1月31日05時43分

ぐにゃりと曲がった鉄格子、こびりついた塊――。
カメラが映し出したのは、想像を超える惨状だった。

•湯気の向こう、へばりつく黒い塊 福島第一2号機

だが、カメラの視野には、溶けた核燃料のような塊がそこかしこに飛び散って
いる様子が浮かび上がってきた。そこから分かることは、これからの核燃料
取り出しや廃炉の困難さだ。
溶けた核燃料が原子炉の外に出た事故は、これまで旧ソ連のチェルノブイリ
原発事故以外にない。チェルノブイリ原発では、事故後30年経過した今も、
取り出しに着手していない。
東電などは、2018年度に溶けた核燃料の取り出し方法を決め、21年にも着手
するとしている。だが、事故から約6年で、核燃料かもしれない姿の一部が見え
ただけだ。広がりも、量も、状態もわからない。
核燃料や、核燃料がこびりついた金属をどう切り出すのか。作業員の被曝
(ひばく)をどう抑えるのか。取り出した燃料をどこに保管し、いつ処分するのか。
3基がメルトダウンした世界でも例のない廃炉作業は、まだ、何一つも
決まっていない

http://www.asahi.com/articles/ASK1Z5Q0KK1ZULBJ00F.html?iref=com_alist_8_04