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私がサラリーマン時代の経験をカキコしますね。
 
 
ある年・・・とある客先をめぐり数社で営業合戦を繰り広げていました。
 
私は、その客先へのプロジェクトリーダーとして幾度も訪問し、約一年間を要し
 
自社提案を認めて頂けるようになり・・・客先から選ばれた同業社とプレゼンとなりました。
 
最終的に・・・とある同業会社と一騎打ちになり・・・最終プレゼン・入札の日を迎えました。
 
 
客先のロビーで待機し時間を潰していましたが、先にトイレでも行って来ようと思い入って見ると。。。
 
なんと、以前・・・お世話になっていた上司とそこで鉢合わせしました。
 
この方は、言わば社内派閥の親分だった方で・・・
 
とある定例会議・総会で追及を受けて・・・社を後にされた方でした。。。
 
そのため、派閥のバランスは一気に崩壊し、その派閥に属していたとされる疑わしき者は、みんな報復人事の
 
ために強制的な転勤や自主退職にと追い込まれました。
 
私も結果的に3年間ほど転勤となり、転勤に関する手当てなど皆無に等しい条件で翌年から移動でした。
 
私は、個人的に親しいでもなく・・・恩恵受けたでもなく・・・直属の上司は懇意にして頂いたのですが・・・
 
この年には、三女が生まれたばっかりで・・・この子とは・・ろくに抱っこしてあげる事も出来ませんでした。
 
 
どの業界にでもある派閥闘争でして・・・
 
今の国会を連想してもらっても良いかと思います。
 
こんな時の社内は悲惨です。。。
 
もう、誰も相談や対処してくれる相手も存在しません。
 
全てが敵で、全てが疑わしき者となります。
 
 
正直・・・全ての事を恨みました。。
 
妻は、『どうして、hiroが標的になるの?』って。。。一言だけ言って布団に潜ってしまった事を覚えています。
 
辞令の項目・・・『xx支店支店長を命ず』・・・・
 
つまりは、辞めてもいいよ~ってことでした。
 
帳簿の見方も、見積書の作成も出来ない単なる技術者だった私が、支店経営など不可能な事だったからです。
 
しかも、支店スタッフの技術レベルは目が点になるほどの酷さ・・・
 
営業日報の管理すら適当と言う現実・・・
 
その中で何とか切り盛りして・・・やっと地元へ戻ってこれて・・・
 
そして、最初のお客さん。。。
 
絶対に負けられない理由がそこにありました。(この言葉はパクリ)
 
 
形どおりの挨拶をすると・・・
 
『お前が今日来ると言う事を相手さんから聞いてたよ~』と。。。
 
『よく、この場へ来れるまでに成長したな~??』と。。。
 
『どうか、お手柔らかに~』と苦笑しながら言うと、相手も苦笑い・・・
 
 
定刻になり、プレゼンが終わり・・・
 
客先からの結果発表・・・
 
『今回の業務はxx株式会社様とさせて頂きます。』・・・
 
無事に契約とさせてもらいました。。。
 
もう、心の底からの歓喜でした。。。
 
翌日、意気揚々と担当者さんへ挨拶に行くと・・・
 
 
『先ほど、先日・・・御社とプレゼンで競ったxx会社の担当者さんがですね・・・』
 
『当社が受注出来なかったのは残念でしたが・・・xx会社でプレゼンしたあの男は、以前私の部下だった者です
 
けど・・・きっと良い成果を出すと思いますよ~』と言われてましたよ~・・・と客先からこの時お聞きしました。。。
 
『あちらの方も推された御社ですから、信じて期待していますよ~』と言って頂き、それから数年間は御ひいきに
 
させて頂くことが出来ました。
 
鬼とまで恨んだ相手でしたが、こんな事を言い残していたのです。
 
ホントに。。。意外な一面でした。。。
 
私の方で、勝手に付き合いや親しさの程度を線引きしていただけだったのです。。。
 
私は相手の事を、ただ攻撃するしか念頭にありませんでした。。
 
全く、周囲を見渡すゆとりも、優しさも、皆無でした。。。
 
後で、知ったのですが・・・その元上司も退職した後・・数年間は職も無く苦労されていたようでした。
 
また、当時の直属の上司が・・元上司へ・・・
 
『今回はhiroが担当した物件でして。。。何とか手柄をあげさせてくれないか?』と無理を承知で電話で
 
話してくれていたそうでした。。。
 
普段は、説教ばかり垂れていた上司。。。
 
全ての手柄は俺の力だけだと・・・錯覚していた瞬間でした。。。
 
 
龍安寺に訪問した時に、人の心を見る時は・・・その表と裏をよ~く見て判断すること。。。
 
この人はあ~だの、こ~だのと勝手なレッテルを早々に貼らないこと・・・
 
自分は、見えない所でおかげを頂いている事を思い出しました。。。
 
人間関係で悩んでいる方は、相当数だと思います。。。
 
だけど、その場所にただ立ち止まっていても見えて来ない部分があります。
 
龍安寺石庭は、そんな事も気づかせてくれました。