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多々良真・講義「ピアノ演奏指導論」202X年〇月27日
やぁこんにちは、多々良です。
今日ってか、これから暫く、運指について考えてみようか。
~多々良、譜例を受講生に配布~
いま、連弾を作っているんだけど、これは其のセコンドパート譜。
で、左手はコラールのペダルで、その上に右手が3度を除いた、
1度と5度の分散和音。
ジャズ理論風にはオープンハーモニー。
(と多々良、黒板にO.Pと表記)
ピアノ的には拡張型というワケだけど、
どうよ皆んな。
どう弾く?
ショパンならば殆どゼッテー的に青字だよな。
てか、此処に書かれてなくても、そう弾いてまうとしたら其れ、
Op10-1の挑戦した経験がモロに露呈する。
「アタシ制覇したのよ、ショパンの拡張アルペジオを!」
という、堂々たる勲章だ。
だが之レ、メッチャ外しやすいよな。
なのに何でショパンは拡張型にこだわり強制するんだ?
「当たり前です、その方が滑らかでレガートを保てるからです」
って、そりゃそーなんだけどさ。
これはオレ、多々良真の作品。
ショパンの曲じゃない。
それに連弾だ。
主メロはプリモの担当。
中音域の分散和音だ。
これ、レガートに聴かせる必要ある?
ハウス豆腐CMの山岡久乃サンみたいに、
「ナメラカ、ナメラカ~」に聴かせる必要ある?
「あるわよ!ショパンが推してるんだもの。ショパンの指使いが一番ピアノが美しく響くって、私は恩師に習いました!」
でもセコンド、連弾ではペダル担当者だよね?
良いじゃん、フルスロットルで踏めば。
それで山岡久乃風味もレガートも得られるんだから。
第一ショパネスクで弾いたって、どうせペダル踏むだろ。
そんでもって間違いなくワザワザ←此れが肝心!演奏困難な弾き方
を選ぶんだよ?
まぁ、手の大きさに自信ある人はショパネスクで弾けば良いさ。
だけど日本人、就中(ナカンヅク)女性は手、🎹を弾くには大体がチッチャ目やん。
その代わりってか、補填作用として手先指先爪の先、とってもトテ~も起用やん。
赤丸数字の運指で弾こうよ、堂々と。
でもダメなんだろうな、日本の🎹指導者は。
おい、作曲者自身がオーケー牧場って云ってるんだぜ。
演奏効果に何の遜色も無き事、保証いたします。
それでもダメって🎹演奏者&🎹指導者。
作曲者のオレへ反論持って来いや。
間違っても、それやらんでショパネスク強要&強制すんな。
作ったのはオレ様だぞ!
あぁ、スッとしないわい。
ではまた!