こんにちは、談話喫茶“ホーボー軒“へようこそ。
店主のKlavi-Seliにて御座候、どうぞごユルリと☕。
いつも多々良教授の講義Memo、ご愛読ありがとうございます。
本日も多々良、一冊置いてまいりました。
どうぞ、お読み下さい。
講義録*武道芸術専門学校・商業音楽科
〔ソングライティング〕〇月△日.
多々良真のツブヤキです
↓
~ 専門学校生と大学生との決定的な違い。
それが語学、勿論『英語』であることを思い知った講義だった。
これは既に高校のうちから引きずっている問題だ。
偏差値40、というと下位8~12%、すなわち90/100番台と言うこと
になり、さぞ低学力かと思いきや、中庸レベルとさほど劣るモノではナシ。
男子は数学や物理化学等、理数系科目なれば、流石は男子、何ら進学校と遜色ないセンスと技量を所持しているものだ。
女子も女子で、コトバのセンシビティに、学力の差別なぞ生じるはずもなく、更には手先の器用さも相まって、学習効率には十分長けているものぞ!
では何用あっての下位学力結果なりや?
ひとえに語学、英語力である。
これがメッチャヒドか。
明らかに学力格差と云うべしや。
何しろ高坊たち、アルファベットの一つも書けぬ有様。
信じ難くも、これ疑いなき事実なり。
それでいて、
「将来はロックスターです」
ってオイおい😀。
大学では専門課程の3年になれば必ず『外書購読』がつきまとう。
どんな底辺オブ底辺のFランク大だって、之れやらない所は幾らなんでも無いだろ。
が、専門生。
250人の講義で、2回目も出席してきたのは15名、それも14人が女子だ、男子学生は一人だけ。
はっきり云うぞ。
オマエラは莫迦だ!
自ら格差作って、何がミュージシャンや!~
やあ、多々良です。
今日は早速ソングライティング、キミ達に作詞してもらうよ。
曲先が良いって人いるかな、挙手して!
OK、2名ね。
じゃキミ達にはウタガイド付オケをLINEで送信するよ。
受信したらスマフォなりパッドなりPCなり、自分のモバイルを、イヤフォンで聴いてね。
では作業に取りかかる前に、前回までの外書テキスト内容を、もう一度簡略にして復習しよう。
~ここで、レジュメを配布~
ここにまとめられていることはプロ達、👄にこそしないけど、ちゃんとわきまえてます。
これ、何もそういう技法を勉強してきたわけじゃなくて、~そういう方もおられるだろうけど~やはりプロ、即ち楽曲を如何にに商品として世に出すか、という加工工程を生業(ナリワイ)としてゆく内に、自ずから身に付いてゆくものだと想います。
「多々良サンはそうじゃなんだね?全然クレジット見ないもん」
そ。オレなんか参考しちゃダメなの、プロ目指すんなら。
その点この本、流石にアメリカやな、って感心するよ。
趣味だのトーシローだののノウハウ本なんか、店頭にも出やしない。
~ここにPhoto~
我が国では『詩』と『詞』との違いって、不明瞭だよね。
でも洋楽ではこれ、非常にハッキリしていて、
詩=poem.
詞=lyric.
と、単語自体が異なる。
でも両者に必ず共通する作法がある。
それはライム(Rhyme)、即ち『韻』、という事。
これはもう、🎌ならば国語の授業でも全然追っつかない言語文化。
蛇足はこの辺にして。
じゃあ取りかかって下さい。
頑張って傑作、目指して書いてみてね。
流れ解散とします。
時間内で終わらなかったら、そのママ宿題です。
来週、持って来てね。
“The Songwriter’s Companion”(作詞・曲の早見参考書)
作詞作業の流れ。
① Choosing a Theme(まずはテーマを決めよ)
② Ideas for Theme(分類に基づき、選択すべし)
-1)Love ・・・ ここで言うLoveとは勿論、恋愛という事。
其の始まりから終わりまでの状態を、この著書で
は、6つの段階に分けている。
が、翻って邦楽の事情を見るにヒットの大半は
ラスト6番目、(f)ではないか~い!
(a)Looking for Love
(b)Proposing Love
(c)Making Love
(d)Celebrating Love
(e)Unrequited Love
(f)Broken Love
-2)Personal Portraits ・・・ ま、自己紹介という訳だが、
ここで 例として取上げられている”Piano Man”とかを鑑みる
に、邦楽のそれよりも社会との関わり重視に想われる。
一見、それは
「友情ではないか」
と思いきや”Desperade”もここに。
-3)Place & Objects ・・・ 名所と文化遺産物ってとこか。
餅、芸術作品もであろう。
-4)Events ・・・ 🎌人感覚ならケコ~ン記念日とかお正月とか
の、個人的なアニバーサリーであろうが、例題では
『歴史的事件』
を題材にしたものを上げている。
-5)Freindship ・・・ 凡そ邦楽には無い、洋楽ならではの題材。
これを知るだけでも、当書籍をニューヨークで見つけた甲斐
有りというもの。
-6)Family ・・・
-7)Self-Realization ・・・ 予想通り、マイケル・ジャクソンの
“Man in the Mirror”を筆頭にあげている。
渡辺美里/小室哲哉”My Revolution”だね、差し当たって。
-8)Dance
-9)Music
-10)Novelty ・・・ 小説のみならず映画・ミュージカルからの引用
も含むってか、メディアミックスって解釈で良さよう
当書を購入したのはミレニアムイヤーの2000年で、🎌の
アニメやゲームが世界を席巻する以前だったから。
11)Fantasy ・・・ 出ました!まさしく異世界もの!
12)Work,Money,& Survival
13)Philosophical/Moral ・・・ そう言えばボーイには其のもの
ズバリ、『モラル』ってアルバムがあったっけ。
14)Political/Patriotic ・・・ 最も🎌音楽から遠いもの。
でも当書、
”We Are the World”
対象にしているから、”愛は勝つ”もOKかもね。
テーマを先に定めた。
次はタイトルだよね。
では次回に!