〔音楽雑記帳〕

ソングライティング講義Memo.

 

ウタは百の内、99はLove Song、って言ったのは阿木燿子サン。

ピンクレディ解散後のMieさんのシングルで、そう歌われてました。

 

まぁ、その通り。

じゃあラブソング、どんな具合にカテゴライズ出来るだろうか?

へへ、オレはアンチョコ持ってるんだ。

まだ平成前期の頃、とある邦人ミュージシャンのアメリカツアー~つってもニューヨークだけだったんだけどね、キーボードのサポートメンバーで追随して、OFFタイムにマンハッタンの書店出見つけたんだ。

 

それによると歌詞のテーマは15種類に分類されるんだけど、Loveは更に6つあるとか述べられていた。

でもね、オレが興味持ったのはLoveじゃない。

 

『Friend-Ship』

 

左様、友情だ。

それには「テーマとしてはマイナーであるが、ひとたび受けると大ヒットする」

って言ってて凄く納得した。

だってJ-Popに友情テーマで大ヒットした、とか歌い継がれてます、なんて曲、直ぐに思い付かないやん。

 

でも洋楽だと

『明日に架ける橋』とか

『You've Got a Friend』とか、

 

古典的存在になっているのが確かにある。

 

ということで、オレがやってるアコースティックユニットのテーマ、とまでは云えないけど、友をおんぱかってる楽曲を紹介しておきます。

 

じゃ、聴いてね。

 

生きてゆける

~ 心に響くMessageⅢ ~

作詞:i田H司

作曲:多々良真

 

昨日よりも 明日よりも

今日の君を信じている

君が流す 涙一つ言葉よりも

 

答えの無い 明日に向かう

その儚(ハカナ)い優しさを

信じている それが僕の役目と

 

たとえ何時か 思いがけず

コトバに身を裂かれて

立ち止まる夜が 来たとしても

 

探していた 道標(ミチシルベ)は

遠くには 何処にもない

明日旅立つ 船に載せる荷物さえ

 

今日過ごした この街の

降り注ぐ太陽に

時を超えて 人を越えて

歩き出す 君がいる

 

悲しみより 苦しみより

空しさだけがつきまとう

そんな日々に 君は何を思うだろう

 

通り過ぎる 意味の無い

会話の 波の上で

過去は密やかに 笑顔を見せる

 

信じられる人の声や

ぬくもりを頼りに

歩き続け何処へ 着くのだろう

 

昨日よりも 明日よりも

今日の君を信じている

君が流す 涙一つ

コトバよりも

 

夜明けを待つ 木々の様に

少しづつ 解けて行く

その拳(コブシ)に 伝う夢の

 

舞い上がれ 空の上

伝えよう ・・・