891「世間ではアベンジャーズが話題です。」

LNG「私はあんまり興味ないんだけど。」

891「なんか、敵は指パッチンするだけで宇宙の半分の生命を滅ぼすそうです。」

 

 

 

 

LNG「ふーん、その場合、宇宙がどの範囲を示すのかも問題だよね。指パッチンの効果は光円錐の外まで届かない。とか、効果そのものが宇宙中に広がるにしても光速は越えられないのでは?とか。」

891「ついでに、どういう仕組みかわからんけど、いきなり多くの生命が消えるなり、死体になるなり、エントロピーがでかくなるのか、質量保存の法則がめちゃめちゃなのか…」

LNG「アンマリ言うと、ファンに怒られるよ。」

891「そうだな、このくらいにしておいて。」

LNG「ひもだなんだでちょっと大変になってきたから話題を絞ることにした。」

 

【レポート】

 

LNG「というわけで、いくつかに分けてすこしずつまとめることにしたよ。」

891「まあ俺も怪しいところだからな。一緒にみていこうか。」

LNG「今日見たいのは、フェルミ粒子

891「名前自体は、エンリコ・フェルミっていう物理学者が由来だね。このころの物理学者はすごいんだけど、時代背景上、原爆開発とかにも絡んでしまって日本人的に少し複雑な気持ちもある。」

LNG「まーでも、科学は使う人次第っていうからね。で、調べていくと波動関数がどうの…というのがでてきたからとりあえずおいておいて、どんなフェルミ粒子があるか調べたわけ。」

 

891「フェルミオン、とかいう言い方もあるね。ここでは、クォークとレプトン。」

LNG「クォークって変な名前。」

891「説が二つあって、フィネガンズ・ウェイクという小説からとられているらしいんだが、俺は読んだことないんだよね。」

LNG「読んでおくように。」

891「宿題かよ…。なんか、『○○さんに(お酒)3クォークを』というセリフが元という説。この場合のクォークは容積の単位で『クオーター』とかの『4分の1』という意味。あとは、『鳥が3回クォークと鳴きました』という部分があるという説。」

LNG「鳥の声は、嘘くさいね。第一そんな背景描写を覚えてたというのが不自然だし、物理学用語に使わないでしょ。」

891「理屈っぽいご意見!でもそうだな。よっぽど変な鳴き声でインパクトあったとかな。」

 

 

LNG「レプトンとの違いって、簡単に言えば何?」

891「クォークは集まって粒子を作るが、レプトンは作らない。」

LNG「なるほど。レポートで描いたみたいに、クォークが集まると陽子や中性子みたいになるけど、電子はレプトンの1種で、単独行動、ね。」

891「もっと言えば、まえ、『強い相互作用』ってあったでしょう。核をまとめる力、くらいの説明で濁したけど、クォークはこれを受けることでまとまってしまうが、レプトンは『強い相互作用』の影響は受けない。残りの3つの力だけしか受けないんだ。」

LNG「その違いも、怪しい…わけだね。」

891「そうやって、ひとまとまりになったものをレプトンの反対として『ハドロン』と呼んでる。」

LNG「ウルトラマンかなんかの怪獣みたいだね。」

891「んで

 

【ハドロンの仲間】

クォーク3つ…バリオン →陽子・中性子…

 

クォーク2つ…中間子(メソン・メゾン) など

 

その他もあるみたい…

 

という感じで、クォークの組み合わせでいろいろある。」

 

LNG「2つのもあるんだ!」

891「そうそう。湯川秀樹っていう日本人初のノーベル賞も、中間子に関するものだな。」

LNG「陽子はバリオン…バリ音…田舎のバイクヤンキーっぽい響きがあるね…」

891「クォーククォーク集まってバリ音、ってとこだね…なんのことやら。」

 

 

 

 

 

LNG「クォークについてはまた何度かレポートしないとだね。」

891「話題もいろいろあるからな。」

LNG「次は、力を伝える粒子を調べてくるよ。」

 

 

 

次回「ゲージ粒子」