LNG「なんか久しぶりな気がしない?」

891「気のせいだろう。時間は相対的だからな。」

LNG「そうやって濁す感じが怪しいよね。」

891「そうそう,2次元だなんだを考えていて,若干行き詰った感。」

LNG「もう,次の話題にいこうw というわけで,ちょっと見て。」

 

【レポート1】

 

 

891「温度について考えることにしたのか。」

LNG「とりあえず,関係ありそうなことを並べた。」

891「マクスウェルの悪魔,は,一回扱ったね。」

LNG「乱雑な集まりから,エネルギーがでかいものだけを集めることができればエントロピーを小さくできるけど…」

891「その分,悪魔くんがエネルギーを得てしまうことになるから,実現できない,っつー様な話だったな。」

LNG「エントロピーの話か。エンタルピーってなんだったっけ。」

891「エントロピーと響きは似ているが,エンタルピーは全く別物。その系(あつまり)が持っているエネルギー,くらいの説明にしとこうか。」

LNG「エントロピーが乱雑さ,エンタルピーがエネルギー,くらいね。もちろん厳密な話じゃないでしょう。」

891「わけわからなくなるからな,この場ではこのくらい。」

 

 

 

 

 

LNG「ボルツマン定数は?」

891「エネルギーとエントロピーをつなぐ定数,と思えばいい。一応式はこんな感じ。」

 

 

LNG「えーっと,どういうことかな?」

891「Sはエントロピーの値。Wは状態数といって,どれくらいのバラバラパターンがあるかという数字。」

LNG「エネルギーがでかければ,バラバラパターンWもいろいろある,って感じと思っておくよ。」

891「それくらいでいいよ。『ln』は『自然対数』だが,これはWが増えるとSがゆっくり増える(比例じゃないけどね)くらいでいい。」

LNG「濁し濁し…で,まあ,そのときのkがボルツマン定数ってことね。」

 

 

 

 

891「つぎは…ランダウアーの原理,かな?」

LNG「おっ…ランナウェイみたいになっとる,失礼失礼。」

891「情報理論っていうのかな…あんまり詳しくないが,ざっくり言えば『情報を消すときにもエネルギーが要る』っていうような話だったか。」

LNG「情報とエネルギーって関係ありそうな気がしてね,調べてるのよ。」

891「いい試みやね。」

LNG「あとは,高校でもやるような話題かな。ちょっと引っかかるところもあって。」

891「オーケー,またじっくり見ていこう。」

LNG「では今日は全体の外観ということで。次は『久しぶり』にならないようにね。」

891「わかりました…」

 

次回「温度 その2」