こんにちは、ゆうじです。
2017年10月29日の投稿で『小さな宇宙人アミ』をおススメの本でご紹介しました。
http://salarymandiary.com/ami/

 

今回はその続編の2冊をご紹介します。

 

アミとの約束通り、一緒に過した体験と大切なメッセージを一冊のおとぎ話本として世に出したペドリートは、アミとの再会を心待ちにしますが、アミはなかなか現れず、やがてアミとの体験が実際にあったことか疑いを持ちはじめます。そこに再び円盤に乗ったアミが現れます。バラ色の髪に尖った耳をした女の子ビンカと一緒に。


エンリケ・バリオス
石原彰二訳 さくらももこ絵 ㈱徳間書店発行
『もどってきたアミ 小さな宇宙人』

さらにその続編で完結編がこちらです。
『アミ3度めの約束 愛はすべてをこえて』

 

ネタバレになるので物語の詳しい内容には触れず、感想を簡単にお伝えします。


文明人と呼ばれるには、次の3つの基本的な条件を満たしていなければならないとアミはいいます。
(1) 愛が、宇宙の基本法であることを知ること。
(2) 国境によってバラバラに分裂している世界を、ただたった一つの国に統一すること。
(3) 愛が、すべての世界機構の基本となっていること。


この定義からすると、地球はまだ未開であり、全体的に人々のエネルギーのレベルは低く、民族、人種、宗教、国家間で争いがあります。個人レベルでみてみても、嫉妬、執着、疑い、占有欲、優劣、利己主義等ネガティブな感情を持っています。


アミから教えを受けたものの、ペドロの感情にこれらエゴがしばしば頭をもたげてきます。その度にアミは、大人が子供を諭すように、ペドロに「愛」=「神」を信じて、エゴを手放し、愛を与えることだけが、自分のエネルギーのレベルを上げて幸せを手に入れる方法であることを伝えます。

アミに連れられて、アミより高いエネルギーの人に会い、驚きの事実を目の当たりにしながら、ペドロの感情からエゴの部分が小さくなり愛を信じる力が強くなっていきます。そして平和で幸せに満ちた文明人に成長していきます。


この本を読んでいる最中に短期間に儲かるMLM(マルチ・レベル・マーケティング)のビジネスに入会しようか考えていました。

MLMとは口コミで商品を紹介して、販売手数料を販売元から貰うというものです。僕が、Aさんに商品をすすめAさんが購入すると僕は販売手数料を貰えます。Aさんが会員になって同商品を他の人(Bさん)に紹介した結果Bさんが購入した場合、僕はAさんが購入した分だけではなくBあんが購入した分の手数料がもらえます。そのようにして、僕の下につく人(アンダー)が増える程、多くの手数料(報酬)が手に入るといった仕組みのビジネスです。商品、報酬額、何階層(アンダー)まで報酬額を得られる対象かについては、会社毎に条件は異なります。

商品を心から気に入って購入を続けてくれる人をうまく見つけられれば良いのですが、友人や親戚に頼んで加入してもらい、その人達が自分のアンダーを見つけられない場合は、毎月の出費のみが嵩み格好となるため不満を持ち、人間関係のトラブルに発展するケースも多々あるようです。


今回迷っていたMLMは、商品を自分で使った経験がないまま、人に紹介しようとしていました。自分の不労所得を得ることばかりに捉われ、アンダーを見つける方法ばかり考え、アンダーの人が本当に幸せになれるのかについては二の次になっていました。

本を読んでいくうちに、人から取るというエゴが前面に出ていて、人に与える「愛」を忘れている自分に気付き、とても恥ずかしくなりました。それで、そのMLMへの加入はやめることにしました。もしかしたら、うまくアンダーが探せて収入が増やせていたかもしれませんが、やはり加入をやめた判断は良かったと思っています。

そのような判断をさせてくれた「小さな宇宙人アミ」シリーズ。よろしければ読んでみて下さい。


愛が最も大事なことであるとするのは、この小さな宇宙人アミシリーズの後に読んだいくつかの書籍にも書かれています。
それらの書籍については、また改めてご紹介します。

 

本記事は他のメデイアでもご覧頂けます。宜しければ覗いてみて下さい。

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