今回は、帰りの会でおすすめのワークの紹介です。
もちろん学校でなくても、家庭でも使えます。

 

「ありがとうを3つ書く」


連絡帳に、
明日の時間割だけでなく、
今日あった出来事を振り返って「ありがとう」を書くのです。

書けた子から教師のところに持ってきます。

 

すると、こんなことを子供は書いて持ってきます。

 

 「○○ちゃん、鉛筆を貸してくれてありがとう。」

 

 「○○ちゃん、遊びにさそってくれてありがとう。」

 

3つというと、

「3つもないよ~」

と言う子が必ずいますが、

よく振り返るように声かけすると、

 

 「調理員さん、おいしい給食を作ってくれてありがとう。」

 

 「先生、べんきょうを教えてくれてありがとう。」

 

 「お母さん、朝ご飯を作ってくれてありがとう。」

 

というように、当たり前に思っていたことにも感謝の気持ちがもてるようになります。

 

私たちは多くのつながりの中で生きていますが、

普段のくらしの中ではそのことをつい忘れがちです。

 

鉛筆1本をとりあげてみても、

 木を切ってくれた人

 木を育ててくれた人

 原料(黒鉛)を掘り出してくれた人

 木や原料を日本まで運んでくれた人

 運ぶための船を作ってくれた人

 製造してくれた人

 製造するための機械を作ってくれた人

 お店まで運んでくれた人

 売ってくれたお店の人

 買ってくれたお家の人

 そもそも鉛筆というものを考えてくれた人・・・    ・

というように無数のつながりを経て

私たちの目の前に存在してくれています。

 

 

ぜひやってみてください。