「学校なんてつまんない」
「勉強なんかしても役に立たない」
「友達の○○ちゃんは信用できない」
これらはすべて子供の思い込み(リミティングビリーフ)です。
物事にはいろいろな見方があります。
大人にも様々な思い込みがあります。
「ゆっくり休める時間がない」
「自分に投資するお金の余裕がない」
「○○としての自信がない」
これらもすべてリミティングビリーフです。
思い込みを手放すには4つの質問が有効です。
子供 「学校なんてつまんない」
質問① 「どうしてそう思うの?」
子供 「だって授業が楽しくないから」
質問② 「本当にそうなの? 楽しかったときはないの?」
子供 「楽しいときも、たまにあるよ」
(例外が見つかるなどして確信度が下がればOK)
質問③ 「授業が楽しくないと思うことで、得することは何?」
子供 「ちゃんと勉強しなくていい」
質問④ 「授業が楽しくないとこれからずっと思い続けると、損す
ることは何?」
子供 「勉強ができなくなる。学校がつまらなくなる。」
(痛みの感情を感じられればOK)
大人 「だったら学校はつまらない、なんて思わない方がいい
よね!」
このように、
①理由をきく
②本当にそうなのか、絶対にそうなのか、例外はないのかきく
③その思い込みをもつメリットをきく
④その思い込みをもち続けることで失うものをきく
と質問するとよいでしょう。
さらに④のあとに、
痛みを増幅する質問をする方法もあります。
(上の例だと、
「学校がつまらないまま1年経ったら?」
「 〃 中学生になったら?」
「 〃 大人になったら?」 ときく)
4つの質問で
大人のリミティングビリーフも
外してみてください。