12月(じゅうにがつ)は、グレゴリオ暦で年の第12の月(最後の月)に当たり、 31日ある。
日本では、旧暦12月を「師走」、「師馳」(しわす・しはす) 又は「極月」(きわまりづき・ごくげつ・ごくづき)と呼んできた。
今では「師走」及び「極月」は、新暦12月の別名としても用いられる。
英語での月名、December(ディセンバー)は、「10番目の月」の意味で、
ラテン語で「第10の」という意味の「decem」の語に由来している。
実際の月の番号とずれているのは、 紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で (そのため年末の2月は日数が少ない)、 3月から数えて10番目という意味である[1]。
季節:仲冬(ちゅうとう) ※大雪から小寒の前日まで。
冬になると「針供養(はりくよう)」のニュースを目にする機会もあるのではないでしょうか。
豆腐に針という組み合わせが、なんとも面白いのです。
主に、関西地方の催しです。 また、「針歳暮(はりせいぼ)」というものもありました。
「正月事始め」ともいいます。 煤払い(すすはらい) や餅つきなど、 この日から本格的に正月を迎える準備をします。 煤払い(すすはらい)は単なる大掃除ではなく、 年神様を迎えるための神聖な行事として行います。 旧暦の12月13日は、二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)で、 婚礼以外ならすべてのことが吉のめでたい日とされています。 新暦になっても日時は変わらず、 12月13日が事始めとして伝わっています。
12月22日頃(2017年は12月22日)。 および小寒までの期間。
太陽黄径270度。 大雪から数えて15日目頃。
太陽が軌道上の最も南に来るときで、 夏至と反対に、夜が最も長く、昼が短い日。
天皇誕生日は、今上天皇(きんじょうてんのう=在位中の天皇)の誕生日を祝う日です。
この「天皇誕生日」という名称は比較的新しいもので、
昭和23年(1948年)までは「天長節(てんちょうせつ)」 と、呼ばれていました。
「 国民の祝日 」
天皇陛下の「天長節」に対し、 皇后様の誕生日は「地久節(ちきゅうせつ)」と呼ばれます
教会暦(きょうかいれき=キリスト教で使用される暦)では、 日没が一日の終わりとなるので、
12月24日の夕方から朝までもクリスマスの日となります。
クリスマスはイエス・キリストの降誕を祝う祭です、
キリスト教で最も重要とされているのは、
キリストが死んでから三日後に復活したことを記念する復活祭(イースター)です。
「みそ」は「三十」のことで、「みそか」は「30日」の意味です。
現代では 12月31日のことを大晦日といいますが、 1年の終わりの月である12月を締めくくる大晦日の日には 除夜の鐘や年越しそばなどの古くから伝わる行事や風習があり、 因みに、大晦日の代表的なイベントの除夜の鐘の108という数は 欲望や妬み、執着、怒り等の負の感情、つまり煩悩の数だと言われていて それを除夜の鐘を鳴らすことによって取り除き、
清らかな心で新年を迎えようという意味が込められているんです。
毎年12月22日頃が冬至にあたり、一年で最も昼が短く、夜が長い日です。
この頃から次第に寒さも本格的になり、人々は冬を過ごすための準備や食料の保存に、
本格的に取り組まなければならない時期なのです。
冬至にかぼちゃを食べるという習慣は、野菜が不足しがちなこの時期に、
ビタミンやカロチンを摂るという合理性があり、 昔の人は「冬至までとっておいたかぼちゃを食べると魔よけになる」といっていたそうです。 また、この日柚子湯に入ると風邪を引かない、という言い伝えも合理性があります。 柚子の香りのお湯にゆっくり浸かることでリラックスし、体も温まります。 肌を引き締め強くする作用もあるので、厳しい寒さに負けない体作りのための、 現代にも十分通用する昔の人の知恵といえます。