皐 月
早苗を植える時期「早苗月(さなえづき)」を略したもの。
耕作を意味する古語の「サ」が元になっているという説もあります。
※「皐月」の”皐”には「神に捧げる稲」という意味があります。
5月(ごがつ)はグレゴリオ暦で年の第5の月に当たり、31日ある。
日本では、旧暦5月を皐月(さつき)と呼び、
現在では新暦5月の別名としても用いる。
「さつき」は、この月は田植えをする月であることから「早苗月(さなへつき)」
と、言っていたのが短くなったものである。
また、「サ」という言葉自体に田植えの意味があるので、
「さつき」だけで「田植の月」になるとする説もある。
日本書紀などでは「五月」と書いて「さつき」と読ませており、
皐月と書くようになったのは後のことである。
また「皐月」は花の名前となっている。
「菖蒲月(あやめづき)」の別名もある。
29日、30日、5/1日、2日、3日、4日、5日、6日、7日、8日
毎年4月の29日あたりから5月5日ごろまでのこの期間に祝祭日と土日がまとまってやってくる。
日本に住んでいる大方の人にとってはまとまった休みがとりやすい時期ということもあり、
お盆などとならんでこの時期に帰省や旅行をする人が多い。
そのため、この前後全国的に交通渋滞が発生することも。
4月29日から5月8日まで10連休とすることもできる、
つまり、例年に比べてまとまった形での休みが取りやすい)。
今年については、今挙げた3つのパターンからどれかを選び、
海外か近場の旅行に行く、
帰省するといった人も結構多いのではないかと思われる。
5月1日
メーデーは、労働者の日です。
「労働者が団結して権利を主張する日」とされています。
由来・起源となったのはアメリカ合衆国。
1888年に行われた「8時間労働制」を要求するストライキがキッカケです、
(当時は12時間~14時間労働が当たり前でした)。
5月3日
「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」
と、いう趣旨の日で、憲法が作られた日です。
もちろん憲法記念日は各国でパラパラなのですが、
偶然にもポーランドは日本と同じ5月3日が憲法記念日だったりします。
なお、この日は語呂合わせから「ゴミの日」とも。
5月4日
みどりの日は、元は4月29日でした。
そして4月29日は、元々は昭和天皇の誕生日でした。
1989年に昭和天皇が崩御されてから(亡くなられてから)は、
「みどりの日」と、されました。
これは、昭和天皇が自然を愛されていたことに由来します。
その後、みどりの日は5月4日に移動され、4月29日は「昭和の日」とされました。
5月5日
「端午の節句」といいます。「節句」とは「暦(カレンダー)」の一つです。
伝統的な年中行事を定めている暦ですね。
現代では「端午の節句」に菖蒲湯(しょうぶゆ)に入ったり、
関東では柏餅を、関西ではちまきを食べる習慣があります。
5月5日は、暦の上では(二十四節気では)「立夏」ということで、
夏に入っていきます。
5月8日(5月の第二日曜日)
母の日常の苦労をねぎらい、感謝を示す日です
カーネーションを贈る習慣がありますが、
アンナ・ジャービスというアメリカ人が亡き母の墓に生前大好きだった、
カーネオションを贈った事が始まりといわれています。
アンナが贈ったカーネイションの色は白で、亡き母には白、
健全な母には赤色のカーネイションを贈る事が一般的になりました