先月、モントリオールで開催された世界映画祭で、
木村大作氏監督、岡田准一さん主演の映画『散り椿』が
審査員特別賞
を受賞しました。
海外にいて、このように日本の作品が高く評価されると、
別に私は何もしてないのに、誇らしい気持ちになれます![]()
「すごいじゃん、ジャパニーズ!」
と、周りにも言われるので、ちょっと鼻高々(私は何もしていないけどね)
しかも、モントリオールは芸術の街でもあるので、
こういった、芸術作品が高く評価され、日本への関心が高まるのは非常にうれしいことです![]()
ところで、この映画、CGを使わず、現地ロケにこだわった、
逸品に仕上がっているようなんですが、
その映像美の中に、ぜひとも着目していただきたい、見所があります。
それは、実は映画セットに使用されている「屏風
」
なんと、アメリカ、ボストン美術館所蔵の日本絵画や
国宝に指定されている絵画が、
映画のセットの中に屏風として使用されているんです。
↑こういうの、美術の教科書で見かけた記憶ありませんか?
長谷川等伯(安土桃山時代ー江戸時代初期に活躍した絵師)の「龍虎図」、
虎と一対になっています。
実際の映画ではこんな感じ。
とにかく、美しい・・・![]()
こういった日本画はもちろん、超有名美術館などに所蔵されているため、
映画のセットとして使われているのは本物ではありません。
でも、こういうレプリカって、いったい誰が作っているんだろう、って気になりませんか?
そこで、ちょこっと調べてみました。
そうすると、今回のこの屏風を作製したのは、
広島県に本社を置く、「泰山堂」さんという会社です。
なんでも、首相官邸や外務省、帝国ホテルなどの超高級ホテルにも
納めているという、屏風だけでなくその業績も煌びやかな会社さんでした。
ブログもあって、実際の作製のようすを垣間見ることができます。
映画鑑賞の時に、こういう豆知識やうんちくが会話できると、
ちょっといい感じじゃないですか?


