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がんとの共存ー家族日記

淡明細胞肉腫(clear cell sarcoma)ーサルコーマと診断された患者と家族の日記

同じ病室の人たちに「どうしたの?」と聞いたら、こっちの状況をやっぱり聞かれた。
重いと思われるといやだなと思いながら、肉腫というものがおしりにできてしまったこと
治りにくいものなのでとりあえず大きく切ってから、肉を移植することを話した。
「はやく見つかって良かったじゃないか!」と言ってくれた人がいた。
少し気持ちが楽になった。それほど重い感じで受け取られていないようだった。

話は変わるが妻は毎日仕事を終えてから、着替えやその他備品や例の野菜スープを持って来てくれていた。
仕事をした後で疲れているだろうに、ありがたかった。
面会時間を少し過ぎる時間までいてくれた。

手術後1週間くらいはシャワーを浴びれなかった。(体を拭いて過ごしていた)
1週間を過ぎたころにシャワーの許可がでた。
病理検査の結果は不安だけど、沈んでいてもしょうがないし取り越し苦労ということもあると、
前向きに考えて明るく楽しく?入院生活を送るには同じ病室の人たちと会話をすることだと思った。
さっそく話しかけてみよう! わたしのいる病室は形成外科と皮膚科の病棟にあったので、
患者さんたちも様々だ。糖尿病で血のめぐりが悪くなり足の親指を切断した人、中学2年のやけどの子、
なにかの作業中に人差し指を切断してしまい、またくっつけた人などなど。
けっこうエグい感じだった。やっぱり会話のとっかかりは「どうしたの?」と聞き、
治療の内容を聞くことだった。なかでも中学生でひどいやけどの男の子が気になった。
なんでそんなにひどいやけどになったんだろう?でもそれは何か気の毒で聞けなかった。
困ったのはこっちの病気のことも聞かれたことだった。
言うのはいいけど、聞いたほうはどうリアクションしていいか困るんじゃないかなと、思った。
翌朝6時の起床時間になった。
ひげが少し伸びていたので、洗面所に行って電気シェーバーで剃ってから顔を洗った。
病室に戻ってから、同じ部屋みんなが起きていたようなので挨拶をした。
6人部屋だがこのときは私を含めて5人いた。
4人それぞれに「入院してすぐ手術だったのでご挨拶できませんでしたが、
よろしくお願いします」みたいな感じで挨拶をした。
そのうちのひとりから「たいへんだったね」と言ってもらった。少しほっとした。
これから2週間くらいしたら、病理の結果がでることになっているが、不安がある…
もし病理の結果で肉腫の細胞が切り取った端の部分(断端)に見つかったら、
さらに拡大して切り取ることになってしうからだ。