第五百九十七回 ～【JCS2021予選】陽キャグッドスタッフ21
■構築
【ソード/シールド ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021 予選】
基本選出が4匹全員陽気なので、陽キャグッドスタッフ21。
しかし内3匹がミントで無理やり陽気を演じている偽りのグループなのである。
＜ウェイ！
＜うぇ、ウェーイ・・・
でもさ、人間関係ってそういう欺瞞によって成立してるところもあると思うから、サ……（何
■結果を先に言うと
全然だめでした。
一瞬上振れて1700を超えたけど、そこから9戦8敗でとても悲しくなった。
まあ最終的には妥当な結果。
大会直前の週に晴れザシアンが流行ってたのにキツいままで行ったのが良くなかったね。
■個別
〇ガブリアス
最速（リザードン意識）
222きょじゅうざん最高乱数以外耐え
ダブルダメージ地震で無振りザシアンまで確定
ランドロスにした場合威嚇でザシアンに強くなるが、ガエンと2枚だと負けん気がちょっと重い。
また、ボルトにDMを切ることが多い都合、非ダイマ時の技の弱さが気になって見送った。
勝ってる間はMVPの活躍をしてくれたんだって。
〇ボルトロス
陽気haS
チョッキのほうが雨が軽かったかもしれない。
まあ守る入れたかった。珠の火力も強いしね。
〇ザシアン
陽気AS
長いこと耐久振り意地っ張りで試してたけど、ミラーで上から殴られるストレスに耐えかねて最速。
〇ウーラオス一撃
陽気AS
こいつの型に関しては思考停止があった感じが否めない。
なんだかんだ襷潰れがちだしね。
ただやっぱり入れ得ポケモンだよね。暗黒強打が世界最強の技。
〇レジエレキ
控え目hCs
重い雨をなんとかするためのスカーフ。
試運転時には結構上手く戦えてたんだけど、本戦では勝てなかったね。
強者には通用しないのか。
（対雨以外では活躍した）
〇ガオガエン
慎重HD
重いトリルをなんとかするためのガオガエン。
試運転時には結構上手く戦えてたんだけど、本戦では勝てなかったね。
強者には通用しないのか。
ザシアンの身代わりと合わせてトリル対策するのも普通に知られた戦い方なので、まあトリル側も対策してくるよね。甘えたかな。
■選出
今回は構築の種類ごとに先発から固めていく感じで選出を練っていった。
やり口としては、エクセルに先発の候補を書いていって、実戦の中でこれはダメ、これは良いと磨いていった。
なので暫定というか、固めきれてない相手も多い。
まあ方法としては今後も使える場面があると思う。
禁伝ありみたいに構築の中心となるポケモンがいるルールだと選出のパターン化がしやすいかなって。
以下先発の2匹だけを書いていきます。
裏はだいたいザシアンとウーラオス、あとは普通に刺さってるやつ。
〇汎用
〇晴れザシアン
または
〇晴れトリル
または
〇純正トリル
〇雨
〇ラプラスザシアン
〇ボルトザシアン
〇セキタンザン軸
〇黒バド軸
またはまたは
〇イベルタル軸
■総括
大会に臨むにあたって良かったと思うところは、試運転をそれなりにできたこと。
特に選出の練り方については得るものがあった。
一方で悪かったのは並びをあんまり変えなかったこと、いろんな構築を試してみなかったこと。
まだ見ぬ強ポケに出会えるチャンスを逃してしまった。
流行りの構築にしても一度は触ってみないと使う側の気持ちもわからないしね。
新しいことへの挑戦を恐れるきらいがあって良くない。
■今シーズンの振り返り
Q.今シーズンとは？
A.大会や対戦関連のイベントごとが多いので冬場はポケモンのシーズンであるという意味。
僕が勝手に言ってるだけの用語である。ポケモンはウィンタースポーツ。
閑話休題。
今シーズンは冠の雪原リリースからいろんなルールに手を出してきた。
第五百九十回 ～【シングルランクマ】サーナイト激ラヴゆめかわビート
第五百九十二回 ～【シングルランクマ】飛べよ 鵬翼のヴァイオレット
（忘れられている禁伝シングルのザシアン構築）
第五百九十六回 ～【スパイクチャレンジ】珠ガブリアス軸とんぼるぼる対面パ
普段のルールだったり、限定ルールだったり。
遊びの構築だったり全国目指したりと、幅広く触れてよかった。
まあ実績らしい実績は残せなかったけども……。
ともかくずっと何かしらのルールをやってたのでちょっと疲れたね。
しばらく対戦ゲームは休憩しよう。
のんびりのんびり。
お疲れさまでした。
翌週、そこにはDQR全国大会の2次予選を突破するかすてらの姿が！
第五百九十六回 ～【スパイクチャレンジ】珠ガブリアス軸とんぼるぼる対面パ
ダイマックス・図鑑外準伝禁止の大会。
5世代っぽい感じかなぁという第一印象。
6世代以降はメガシンカ→Zワザ→ダイマックスと、選出中の特定の1匹にパワーが集中するゲーム性が続いたもんね。
懐かしさに浸れそう。
……ここ最近なんでも懐古方面にこじつけていて良くない気がする。
まだ若いんだから。
■構築
【ソード/シールド スパイクチャレンジ】
名付けて、珠ガブリアス軸とんぼるぼる対面パ。
珠ガブリアス軸とんぼるぼる対面パです。
結局懐古精神に身を任せ、5世代式の対面パをイメージして組んだ。
■個別
〇ガブリアス
無邪気AS
ご存じの通り、とても強いポケモン。
本構築の中心で、こいつを起点に相手を崩していく。
今回のルールではもともと受けづらい存在だが、特に受けづらさに特化させた。
役割破壊大文字で鋼や草の物理受けを、スケイルショットのS上昇で高速のストッパーを許さない。
一度有利対面を取った時の暴れ方は、ポケモン対戦を始めた頃に君臨していたあのガブリアスの姿そのものであった（また懐古してる……）。
特に相手がサンダーを出すところにとんボルチェンからガブリアスを対面させ、負担を押し付ける展開が強力だった。
ガブリアス最強！！
〇ハッサム
勇敢HA
本構築のスイーパー。
序盤はとんぼ返りで対面を整え、終盤は先制技で一掃する。
この手の全抜きポケモンがいると対戦のプランが立てやすくなる。
ガブリアスとタイプの相性が良く、とんぼ返りから崩し、一掃の流れが綺麗。
〇サンダー
控え目hCs
特殊技での崩し。
個々の対面性能を重視した結果構築が物理に寄ったので、こいつの仕事は非常に多い。
ドヒドイデに始まり、エアームド、バルジーナ、ミロカロス、トゲキッス等々……。
他のポケモンでは厳しい相手を受け、流し、負担をかけ、対面を整えてくれる。
時には眼鏡のパワーで強引に風穴をこじ開けてくれる。
というか、地面入りにいきなり電気技でこだわりたくないので、いつも暴風ぶっぱばっかりしていた。
相手にもされていた。
ボルチェンを撃ちにくいという点では眼鏡じゃないほうが良かったかもしれないが、眼鏡じゃないと突破できない相手とか、眼鏡のおかげで相手がダメージを読み違えて勝てた展開も多い。
良し悪しといったところ。
というか構築詰める時間がなかったね……。
〇ウーラオス
陽気AS
対面つよつよモンスター。
初手選出に困ったらこいつを投げて殴りかかる。
止めづらい奴がいて困ったらこいつを投げて止める。
突破しづらい耐久ポケモンに困ったらこいつを投げて弱点を突く。
何もなくてもこいつで抜いていく。
前の3匹は火力アイテムであわよくば相手の想定を崩していこうという魂胆があるが、こいつは至って素直な襷。
あんまり見え透いたアイテムは避けたほうがいいのかなとも思うけど、そんなん関係ないくらい強かった。
ここまで4匹から選ぶのが基本選出。
〇ミミッキュ
意地っ張りhAs
メタ枠その1。
役割対象はドラパルト、ガブ、ポリ２、ウーラオス、ナットレイ、ウオノラゴン辺り。
いやどれも怪しいけど。まあみんな強すぎるからしょうがない。
少しでも厚くできれば御の字。
構想段階ではバトンや積み系をメタった呪い身代わり痛み分け型だった。
しかものんきのお香なんて持っていた。
しかし案の定試運転で選出0だった。
慌てて1月のランクマ個体を流用。
性能や対応範囲的には周りと噛み合っているんだけど、運用の理解度が低かったのであんまり効果的に使えなかった。
今回の反省点。
〇ウォッシュロトム
図太いHB
メタ枠その2。
役割対象はカバルドン、ドサイドン、あわよくばトゲキッス、ウオノラゴン。
ロトムを信用してはいけないということを我々はよく知っているので選出を絞っていった。
結果的に出した時にはかなりの活躍をしてくれた。
カバやドサイ入りに対して有利に立ち回れたし、メタ対象以外とも割と撃ち合えて、引っ搔き回してくれた。
〇構築全体として
良い点
・対面パらしい対面パにできた
・とんぼるからガブで崩して先制技で締めるプランが上手くいった
悪い点
・ガブで崩せない相手への対策が甘い
・技外しや相手の追加効果等の運負け要素を踏みやすい
・交代読みや釣り交換の必要頻度が高い
総じて準備不足、試運転不足を感じる部分は多かった。もう一歩完成度を上げたかった。
まあ方向性としては思った通りにできた。やりたいことがやれたという満足感はある。
単にルールとしても楽しかった。
■戦績
最終1702/241位。最高1720（大声）
2桁には届かなかったけど、とりあえず1700というラインを超えられてよかった。安堵。
……もしかしたらもっと全力で喜ぶべきなのかもしれない。
ここ1年まったく成果を出せていなかったし、自分の実力を見誤ってる節がある。
口ばっかり大きくなってよろしくない。自戒として記す。
とはいえやっぱり2桁、1桁、もっと上を目指していきたいね。
ポケモンを楽しむ心さえ忘れなければまだまだ強くなれる！（ソースはテニプリ）
■ちなみに
試運転で参加した仲間大会で優勝した。
125人規模で優勝です！！ってイキってたけど、エントリーが125人なだけで実参加人数は49人だったことが後から発覚して結構悲しくなった。
そもそも本戦始まった後の大会だから、ガチ感のある人はあんまり……。
……とはいえそういう些細なことは忘れてしまえば、僕の記憶には125人規模大会で優勝したという事実だけが残る。
改めて言いますが、125人規模の大会で優勝しました！
