不遷流総会懇親会が盛大に行われた。武田道場「六如舘」の門下生であったお弟子さんがたくさん集まった。徳島から一人来た弟子だけど、彼は視力が低下した為にパラリンピックに出場して世界オリンピックに出場した。そして優勝を果たし世界一になった。最近まで次のフランス大会の全日本の柔道の監督を務めることになっていたが、あることで辞退したらしい。大変優秀な人物です。もう一人紹介しよう、彼は県警に勤め、柔道の試合に出場しては優秀な成績を挙げている。なかなかの努力家で、もうすでに50歳を超えているが、不遷流六世武田力にも、八世武田道昭にも指導を受けている。大変の努力家である。
確かにお弟子さんは高齢化が進み亡くなる会員も多いが、若者も増えている。今理事長を務めるW氏はK大学の柔道の監督を務めて今も現役だ、しかし、80歳に近づいている。この先生のシャープな小内刈りは有名であった。大きな食品会社の社長さんでもあった。
全国でも上位の運送会社の社長も父のお弟子さんで、本会に尽力されていた。また現役で消防団員で活躍している会員で柔道整復師、その他三菱の自動車会社の役員とか、様々なお弟子さんが集結し、今回の懇親会は盛り上がった。技の研究もしながら、強い絆で結ばれるお弟子さんは、武田道場の誇りである。今後も歴史に刻まれた柔術不遷流の燈明は決して消えることはない。地道の活動を続けていこうと、新たなビジョンを抱き、この決意は固い。