2月5日のNew York Timesに「混雑したイベントに行くのが不安?安全対策」という記事が掲載されていました。
世界各地(特にアメリカ)で大規模イベントを狙ったテロ攻撃が相次ぎ、不安を感じる人が増えています。この記事では、専門家による具体的な安全対策が紹介されており、イベントに安心して参加するためのヒントも書かれていました。
コンサートやパレード、スポーツイベントなど、楽しみなはずのイベントに参加する際、「もし何かあったら…」という不安を感じます。この記事に書かれていることを参考に、万が一のための準備をしてイベントを楽しみたいと思います。
記事のポイントは以下の通りです。
1. 「恐怖に屈しない」ことが第一歩
テロリストの目的は、私たちに「どこにでも脅威がある」と思わせ、日常の行動を変えさせることです。
安全保障の専門家によれば、「不安を感じるのは自然だが、恐怖に屈して生活の自由を手放してはいけない」とのこと。もちろん油断は禁物ですが、リスクに備えつつ前向きに行動することが求められています。
2. イベントでは多層的な警備体制が機能している
たとえばニューヨーク市では、警察がイベントの数週間前から情報収集や警備計画を開始。私服警官と制服警官が混在し、車両突入を防ぐバリケードも設置されるなど、見えない部分でも入念な対策が講じられています。
ただし、「完璧な安全」は存在しません。そこで個人ができる備えが重要になります。
3. イベント前にできる備え:3つの基本
① 周囲を把握する
・スマホの地図アプリで現地の地形や出口、避難経路を確認
・現地ではスマホから目を離して、周囲を観察
・人の動きや雰囲気を感じ取り、不自然な点に注意
② 緊急時の待ち合わせ場所を決めておく
・人混みではぐれたときのために、あらかじめ合流ポイントを決めておく
・予定や滞在先の連絡先を家族や友人と共有しておく
③ 必需品の「ミニ非常用バッグ」を持参
・水・スナック・常備薬・救急セット・モバイルバッテリーなどをコンパクトにまとめる
・当日の天気も事前にチェック
4. 健康・医療情報を持ち歩こう
持病やアレルギーがある人は、スマートフォンの緊急情報機能に情報を登録したり、紙のカードやMedicAlertブレスレットを使ったりして、緊急時に第三者がすぐ対応できる状態にしておくことが大切です。
海外旅行なら、パスポートのコピーや現地語の救急フレーズも用意しておくと安心です。
5. 直感は侮れない
「何かおかしい」と感じたら、それは何らかのサインかもしれません。たとえ確証がなくても、不審な行動や物を見かけたら、すぐに近くの警備員や警察に報告しましょう。
専門家も、「本能を無視せず、声をあげることが大切」と語っています。
6. 自分だけの「安全チェックリスト」を作ろう
イベント当日を楽しみにしすぎて、安全対策がおろそかになっていませんか?
チケット、服装、スケジュールと一緒に、「安全チェックリスト」も準備しましょう。
チェックリストの例:
- 待ち合わせ場所を決めた
- 非常用グッズを用意した
- 医療情報をスマホに登録した
- 周囲の状況に注意する
- 直感を信じる
事前に備えておけば、当日は安心してイベントに集中できます。
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