2024年2月23日のUCLA HealthのAsk the Doctorsに「抗生物質は腸内細菌叢を一時的に壊滅させる可能性があります」という記事が掲載されていました。
最近はあまりないのですが、以前は医師から処方された抗生物質を飲むと、いつもお腹が緩くなり調子が悪くなりました。これは抗生物質により腸内細菌が無くなってしまうから、という話を聞いたことがあります。
この記事には「抗生物質が腸内に与える影響」と「その回復を助ける方法」が書かれていて参考になりました。
記事のポイントは以下の通りです。
・腸内細菌叢(さいきんそう)、健康のカギを握る存在
腸の中には、数兆個にも及ぶ微生物が生息しており、これらは「腸内細菌叢(マイクロバイオーム)」と呼ばれます。
最近の研究では、この腸内細菌が私たちの免疫、代謝、ホルモンバランス、さらには精神状態にまで影響を及ぼしていることが明らかになっています。だからこそ、抗生物質でこの繊細なバランスが崩れることには注意が必要です。
・抗生物質の光と影:命を救い、腸内環境を乱す
まず大前提として、抗生物質は多くの命を救ってきた非常に重要な薬です。しかしその一方で、善玉菌・悪玉菌を問わず、腸内の微生物を一斉に排除してしまうことがあります。
その結果、腸内の「多様性」が失われ、一部の細菌しか残らない状態になってしまいます。特に高齢者や乳幼児、また繊維の少ない食事をしていた人では、腸内環境の回復に時間がかかる傾向があります。
・腸内環境を整えるためにできること
幸いなことに、腸内細菌叢は時間とともに回復する力を持っているといわれています。以下に、回復を早めるためのヒントを紹介します。
1. プレバイオティクスを豊富に摂る
腸内の善玉菌のエサになる食物繊維を意識して取りましょう。
おすすめの食品:
- 野菜(特に葉物)
- 豆類・ナッツ
- フルーツ
2. 発酵食品を取り入れる
ヨーグルトや味噌、ぬか漬け、ザワークラウトなど、生きた菌が含まれる発酵食品を日々の食事に取り入れましょう。
※ただし、プロバイオティクスサプリの過剰摂取は逆に回復を遅らせる場合もあるため、慎重に。
3. 体を動かす
有酸素運動や筋トレ、ストレッチなどを通じて、血流と代謝を促進し、腸の働きをサポートしましょう。
4. 自然にふれる
ペットとのふれあいやガーデニング、森林浴など、自然環境で過ごす時間は、腸内の多様性回復にもプラスに働くとされています。
・地道なケアが未来の健康をつくる
腸内環境の回復には近道はありません。ただし、日々の生活の中で「食事・運動・自然」といった基本的な行動を大切にすることが、腸にも自分自身にも優しい選択になります。
お手数ですが、こちらにぽちっとお願いします


