2024年12月27日のWall Street Journalに「80歳を超えたアメリカ人の経済的な後悔と知恵」という記事が掲載されていました。
この記事では、80代・90代を生きる人々が語った、老後のお金に関する後悔と学びの声が紹介されています。寿命が延びるにしたがい、かつて余生とされていたリタイア後の時間が、実は人生の新しい章であることに、多くの人が気づき始めているようです。
特に、お金に関する後悔の声はとても現実的で、リタイア前の現役世代は知っておいた方がよいと思いました。
記事のポイントは以下の通りです。
1. 「長生き」は予想以上のコストを伴う
テネシー州の91歳の女性、ジョーンズさんは、50代の頃には「十分な貯蓄がある」と思っていたそうです。しかし、現在では高額な医療費や生活費の増加に悩まされており、子どもたちの支援を受けて生活しています。
多くの人が「人生80年」でプランを立ててきた中、実際には90代まで生きるケースも珍しくなくなってきました。寿命の延長は喜ばしい反面、想定以上の出費と計画変更を求められる現実があります。
2. 後悔する声に共通する3つのパターン
この記事でインタビューした高齢者たちには、次のような後悔が多く聞かれました。
- 「もっと貯金すればよかった」
株や投資信託を始めたのが遅かった、という声が複数あがりました。中には50代半ばから資産運用を始めた人もいました。
- 「もっと自分のために使えばよかった」
節約一辺倒で、人生を楽しむ余裕を持てなかったことを悔やむ声もありました。将来への不安から「使わなすぎる」こともリスクになります。
- 「人生のハプニングに備えればよかった」
離婚、事業の失敗、健康悪化。予想外の出来事に柔軟に対応するため、プランB・Cが必要だと語る人もいました。
3. 後悔から得た学びも数多く
一方で、後悔を経て身につけた学びもあります。
- 離婚後、相続のあり方を見直した
- 定年後もパートタイムで働き続け、Roth IRA(個人退職年金)を活用して老後資金を貯めた
- 事業の失敗から新しい仕事に挑戦し、17年間家族を養った
- 「節約は美徳」ではなく「必要な支出は惜しまない」を学んだ
「もっと早くファイナンシャルプランナーに相談すべきだった」という声もありました。お金のプロの力を借りることで、人生後半の不確実性にも対応しやすくなります。
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