それができてはじめて。 | ATSUSHIのブログ

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INFINITYという音楽ユニットで活躍中のATSUSHIのあんなことからそんなことまでを紹介しております。

今夜はいつになく真面目な内容でお届けします!(爆)

何かを追求したり続けていくうえでとても大切だと思っていることを書きたいと思います。

私は音楽を追究しているワケですが、モノゴコロがつく前からピアノを習わされて気が付いたら音楽なしには生きていけないどうしようもないヤツになってしまっていました。

そんな残念な私は今まで色々な楽器に挑戦したり作詞作曲を繰り返して自分の音楽を追究してきました。

中学生の頃までは誰かの曲をコピーをしているだけで満たされていたのですが、ある程度人の曲を演奏出来るようになった頃から『自分の音楽ってなんなんだろう?』と思う様になりました。

どんなに良い曲、名曲といわれる曲、共感できる曲をコピーしても満たされなくなったのです。


それは自分の音楽ではないから。


『俺は塗り絵をしたいんじゃないんだ。俺の画を描きたいんだ。』と強く思い出したのです。
(音楽を作るよりも絵を書いたことがある人の方が多いと思うので絵を例えに出します。)

ところが中三当時の私はピアノだけで作曲自体はしていたものの、バンドで演奏する様な曲を作曲したいと思ってもウマく表現することができませんでした。

それはバンドの音を構成する楽器(各パート)の役割を知らなかったから。

ものすごく単純っ!(爆)

そこで自分の未熟さを思い知って『このままじゃダメだ!』と素直に自分の足りないダメな箇所を理解して受け止めて鬼の猛特訓を始めました!

すると学ぶ事だらけで『体がひとつじゃ足りない!』とか『時間がいくらあっても足りない!』とか追いつめられまくって焦りました。(笑)

でもやめることも出来ず、いちど楽器を弾きだすと楽しくてなんとか高校を卒業する頃には自分の音楽を表現できる最低限の知識、経験を積む事ができました。
(そこでやっと画材を揃えて画の描き方の基礎を理解できたワケです。)

そこから本当の意味で私の音楽人生が始まったのです。

それから今まで様々な曲をかいてきたのですが、未だにゴールは見えません。

道を極めようと思ってもきっと終着点なんかないのでしょう。

ただ言えることは1年前の自分より、先週の自分より、昨日の自分よりも今の自分の方がより自分の音楽をできているという事です。

何事も自分の度量を客観的に見れてどんなに自分がダメでもそこから逃げずに努力すれば少しずつでも確実に望む所に歩いて行けると思っています。

現実と理想から目を背けずに歩き続ける道。

それが人生ってヤツなんじゃないですかね?

こんな事を書いている私自身、まだまだなんで説得力がないかもしれませんけど。

分かってくれる人だけ分かってくれればそれでいいや。


Rock n' Roll !!