タイ米の正しい調理方法と93年の米騒動 | からすのブログ

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何でもない日常を綴った大阪在住30代のブログ

 

タイへ旅して漸く気付いた。

あの細長いタイ米には種類があって、調理方法にも違いがあるってこと(;一_一)

タイ米は芯を残すように炊くのではなく、煮るのが正解らしいです。

 

 

今までは日本の米(ジャポニカ米)と同じように米に水を吸水させて炊いていましたが、タイで食べた味のようにならなかったんですよね、香りもなく、米なのに水の味がして、シャビシャビで不味く、なんでこうなるの?って首を傾げるだけでした。

先入観で調理法が同じなんて勝手に頭が決めつけて本来の味を引き出せなかったのはホントに盲点で残念だったと思うし、なんで気づかなかったんだろうと悔しい気持ちでした。

そういえば、タイでは日本の炊飯器なんて一台も見たことありませんでした。

 

1993年米騒動 - Wikipedia

1993年もの昔に日本で米が不作により、米騒動が起きていたそうです。

その状況を鑑みたタイ政府は、日本に対し御好意で、タイ米(インディカ米やジャスミン米)を輸入してくれたことがあったそうです。

そこで、なぜか日本政府はタイのインディカ米と日本のジャポニカ米のブレンド米を推奨したようで、当然のことながら日本の炊飯器による調理法がタイ米に合わず、不味くなってしまい、世間には不評だったそうです。

当時の政府は、インディカ米の調理法を誰も理解出来ず、何の説明もなしにブレンド米を流通させたのでしょうか?

世間に受け入れられない時の末路は今も昔も同じで、タイ米に釘が混入していた、ゴキブリが混入していた、マスコミの情報操作により世論が徐々に扇動される運命のようです。

その結果、日本国民は次々とタイ米だけを廃棄し、タイの国民感情は悪化しました。

 

初めから世間に分かりやすく正しい情報を伝えられていれば、タイ国の御好意を踏み躙ることもなく済んだハズです。

 

当時の日本政府とマスコミ、それに扇動されてしまった日本人が残念でなりません。

 

 

 

タイ米(ジャスミン米)

 

正しく調理したタイ米は現地の味が再現出来、ちゃんと香りがあって美味しかった(´;ω;`)

 

タイの味はもう忘れない。

 

 

2023.8.17 1:00