咲いた咲いた、月下美人の花が | トホホでウフフな着物日記

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ごく普通のわけあり主婦が、思いがけず専門学校で着付講師をやることに。さらには卒業衣裳レンタルと浴衣販売サイト『おしゃれアカデミー』を起ち上げてしまいました。いろんな学生やお客様との素敵な出会い、愛猫の素行、笑える介護等、毎日起こるトホホやウフフをご紹介。

9月12日(金)晴


♪咲いた咲いた、月下美人の花が


 今年最初の月下美人の花が適齢期を過ぎてやっと咲いた。もうひとつの花は小さい蕾のうちに落ち(流産)、あとに続く蕾はついていないから、おそらくこれが今年最初で最後の花。シンガポールから茎を持ち帰って20年以上になるが、こんな年は初めて。


蕾  ひとりっ子というものは、愛情を一身に受け、大事に大事に育てられる。ましてや高齢出産ともなると、期待と不安は尋常ではない。
 朝、洗濯物を干しにベランダに出ると、蕾の膨らみ具合と色で
「あ、今夜咲く」
と予想がついた。鉢を部屋に取り込むとき、うっかりぶつけないように気をつけ、祈るような気持ちで開花を待った。

 


本日のトホホ


月下美人  普通は夕方ごろからポッと口があき、8時ごろには満開になるのに、なかなか開こうとしない。10時過ぎになってようやく満開にはなったが、今まで咲いた花よりかなり小さい。今までは大きな花がいくつも咲くので、部屋いっぱい花の匂いが充満するのだが、をくっつけないと匂いがしない。
 小さいながらもけなげにやっと咲いてくれたのに、いつもなら一緒に写真を摂ることになっているハッピーは、とっくに夜遊びに出かけてしまったし、いつも11時まで起きている主人が今日に限って早く寝てしまった。


本日のウフフ


 月下美人は真夏の夜、数時間しか咲かない珍しい花だからこそ値打ちがあるのに、毎年毎年、いくつも咲いていては「またか」と飽きてしまう。

 待ちに待ったあげく、たった一輪しか咲かなかったこと、来年から咲かないかもしれないことを考えると、最後の花を見届けた貴重な夜になったかもしれない。