父の生まれ故郷で | ポンちゃんが家に来てからの私の人生日記

ポンちゃんが家に来てからの私の人生日記

遠野から来た座敷童子ポンちゃん(600才・植物系エネルギー)と守護天使ガブリエルをはじめとする10人の天使たちとの不思議な日常生活

父が生まれたのは

佐賀県の鳥栖市という場所でした


先ずはこの旅の目的である
鳥栖に行かなくては!

(詳しくはこちらをご覧ください)


福岡空港に着いてから
どこにも寄らずに
電車に乗って
鳥栖駅に着きました




人気のない駅のホームに
古い立食い蕎麦屋がありました


お腹がペコペコだったので


名物と書いてある
かしわうどんを食べてみることに



鳥栖という地名の由来は
鳥のすみかという意味で
かつては養鶏が盛んだったらしい


かしわ(鶏肉)の入ったうどん
父も食べたことがあるだろうか


駅の外に降り立ち


昼休み中の父にテレビ電話すると
それはもう、とても驚いていました
(そりゃそうだよね)


あまりの驚きに
慌てている父に


周りの景色を見せながら
ゆっくりと
思い出してもらうことに


当たり前ですが
もう70年以上も前なんで
全てがガラッと変わっており


父も頭を悩ませながら
指示出しし


私は
あっちの道、こっちの道を


ひたすら行ったり来たり
不審者みたいに歩きました(笑)


結果
昔住んでいた場所には
別の建物が建っていて
周りの店や家も全部変わっていて…


父もガッカリした様子でしたが


話しているうちに
父の記憶がどんどん蘇ってきたのか



小さい頃によく食べた和菓子屋さんや




遊び場だった
神社を私が訪ねることができました




父との電話を切ったあと

 
こちらの神社の神様に
お参りさせてもらいました


はじめまして
私は東京から来ました〇〇と申します
私の父は〇〇という者です
父はこの地に生まれて
ここで良く遊ばせてもらったそうです

その節はありがとうございました

残念ながら
父の幼少期は
辛くて悲しい思い出ばかりのようです

それでも父は
人生を諦めることなく
ひとり東京に出て
早くから働き
母と出会い
家族を持ちました

年老いた今もまだ
頑張って働いています

真面目で優しい父の
幼い頃の心の傷が
どうか癒えて無くなりますように

残りの人生が
楽しい記憶ばかりでありますように

今日はこちらに
来させていただきありがとうございました


私の目からは
自然と
涙がポロポロと溢れて落ちたのでした 


つづく


読んでくださり
ありがとうございました
(*^^*)