「好きなんだけど・・・」
「えっ!!!マジ!?ありがと」
直球すぎてビックリした。
「でさ、付き合ってくれない?」
今にも泣きそうな顔をしている。
「・・・あのさッ、友達からじゃないと俺、無理だから・・・
メアド教えて☆」
「・・・」
怒った!?
「ねぇッ。デートしてくれない?」
「えっ?」
「お願い・・・じゃないと諦められないよ・・・お願い」
「・・・そっか。じゃあ、デートしてみる?」
彼女は、こくりとうなずいた。
「今夜あたりどう?」
「う・・・ん」
「俺迎えに行くから、家どこ?」
「ローソンの近く」
「あぁ、和哉の近くか、解かった♪じゃあ、
俺部活あるから8時に着くようにするなっ☆」
「バイバイ☆」
走って帰ろうとすると、
「待ってッ!」
引き止められた。
「ん?どうしたの?」
「・・・今日は・・・アリガト」
「おうッ★でもそれは、デートしてからな☆」
「あーっ!名前は、凛チャンでいいんだっけ?」
「・・・えっ!?・・・うん」
「じゃあね☆」
ま、結構可愛かったからいいけど、
俺・・・今度からちゃんと断らねぇと。
「けえーッ♪」
「何だよ奏??」
「さっきはごめんな、呼び出されて・・・」
「ってかあれ、誰に呼び出された?」
「一個下の凛チャン♪」
「誰それ???」
「告白されちった☆」
「はぁ!?お前のどこが良いんだか??ちゃんと断った?」
「それがなぁー。無理だった。今日デートしてくれたら諦めるなんていわれてさ・・・」
「お前もほどほどにしとけよ?詩音に引かれるぞ!!」
「解かってるってぇ・・・これからちゃんと断る・・・よ」
啓は俺の好きな人を知っているただ一人の友達だ。