「ふぁぁぁ~」
大きな欠伸とともに私は目を覚ました。
シャーッ
あまりにも部屋が暗かったので、
カーテンが閉まっていたせいだと勘違いし、
カーテンを勢いよく開けるとそこは、
真夏で太陽が落ちるのが遅いはずなのに、
太陽は落ちきって、空にはとても明るく光る満月と
無数に輝く星しかなかった。
「あ・・・れ?」
戸惑いながら私は、階段をゆっくり下っていった。
「お母・・・さん?」
そこには、ソファーに横になって寝てるお母さんの姿があった。
私は何も言わずにお母さんにケットを掛けた。
「えぇっ!!!」
思わず声を出してしまった。
それは―――
時計を見るとなんと、1:25だった。
私は慌てて、風呂に入り、ご飯を食べ、寝にあがった。
その頃にはもう、2時を過ぎていた。
寝室を開けると、少し蒸し暑い風がフワッっと私を包み込んだ。
「あっちぃー」
小声でそういうと私は、自分の部屋へと向かった。
自分の部屋の方が少し涼しかった。
ベットに着くと眠気が襲ってきた。
「ふぁぁ・・・ぁぁぁ」
この日、夢を見た。
駿が・・・駿が笑っている。
少しすると駿は、 何も言わずに消えていく。
私がどんなに追いかけても、駿はどんどん消えていく。
私がどんなに泣き叫んでも、駿は戻って来なかった。
その後、真っ暗な闇の中で私は一人ぼっちだった。
だんだん怖くなってきて、私は目を覚ました。
目を開けた私が目にしたのは、
涙でびしょびしょになった枕だった。