月一冊はビジネス本を読むぞと決めて最初は読めなかったんだが、最近は読めるようになって来た。というか今回はこっちの方が多いことになっている。わ〜、探偵小説が読みたいぞ‼︎ って、自分次第か。てなことで、今回の三冊。
「それ、根拠あるの? と言わせないデータ・統計分析ができる本」 柏木吉基
元々は数字を学ぼうとして以前の「数学女子」などを読んでいたわけだが、今回はそこから一歩踏み出して選んでみた次第。数学女子がアパレルを舞台にしていたのと違い、こちらは商社で扱っている掃除機を国内では売り上げが落ち込んでいることからアジア新興国への新規参入を検討するところから始まる。その上で事業計画をプレゼンするというわけだが、そこから数字の話が始まる。というか、この数字関係の本を読み始めて思ったけど、統計なんだよね。結果的には。その上でデータ分析を行うわけだ。前回の数学女子と違い、あちらは受け身から始まっていたけど、こちらは攻めの印象。そりゃ計画案を出すわけだから当たり前だけど仮設アプローチやらなんやらとプレゼンに関しても書かれており、結構勉強になりました。ただ、数学女子は会話文がメインでスッスと読めたのと比べ、こちらはしっかりと説明が入り、レベルが上がっていて私にはまだ荷が重すぎるのではと思ってしまった(それでも、わかりやすくは説明してくれているんだけど)。これを自分で実行できるかというとまだ先が長いような気がする。もっと読んで勉強しよう。
「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」 マーカス・バッキンガム ドナルド・O・クリフトン
仕事のところで紹介されていたのをみて興味があったので手にした本。ストレングスファインダーというのを使って自分の強みを見つけ、それがどのようなところで活かされるかが書かれている。ちなみに私の強みは「個別化」「内省」「学習欲」「責任感」「コミュニケーション」だった。学習欲、あるのかな〜。私高卒だけど。
「半七捕物帳(一)」 岡本綺堂
捕物帳の元祖、岡本綺堂の半七捕物帳。14編が収録された短編集で、この中の「奥女中」が今回の読書会のデキストでした。この本、高校時代にすでに読んでいたのだけど、ほとんど記憶に残っていない。最初の「お文の魂」だけはラストに半七のことを「彼は江戸時代に於ける隠れたシャアロック・ホームズであった」と書かれてあったことを覚えていて、うっすらと印象に残っていたのだが、他はもうサッパリと抜け落ちてしまっていた。だが、そのおかげで読書も楽しくできた。今回読み返して思ったことは、高校時代の私は本格原理主義でこの物語の深みに気付けるほど人生経験を積んでいなかったのでは、ということだった。また、探偵小説興味も推理とロジックとトリックが大きなものを好んでいたのも原因であると感じられる。けど、実際にはこの物語にはちゃんと謎があり、解説もある。そしてほとんどの短編にはラスト間際に一捻りが加えられていることが今回読んでみてわかった。もう一度ちゃんと読み返した方が良さそうだなと思った次第です。
以上、今回の三冊でした。