ホールフードという言葉をご存知でしょうか?

海外ではホールフーズ(Thole Foods)というマーケットを目にしますが・・・

直訳では ”まるごと:食材” 全体食という考えなのでしょうか・・・

 

 

 

例えば、

果物や野菜を出来るだけ皮を剥かずにいただくとか

白米ではなく、精米していない玄米を用いるとか

加工していない、そのままの食材を摂るとか

その方のライフ・スタイルそのものが、自然のままがいいというイメージを

抱かせてくれます。

また、行き過ぎた人力、過剰なサービスへの懸念にも感じます。

しかし、この言葉の意味するところは、これだけでしょうか?

 

そもそも、健康で快適な暮らしを望むのであれば

食材がただ美味しいだけではなく、安全性をも考えるのが自然でしょう。

 

安全な食材を得ようとすれば、

健康な大地、きれいな水、澄んだ空気が必要でしょう。

汚染されていない川や、生命の源を育める健全な海も必要でしょう。

そして何より、そうした環境を次の世代に繋げていこうとする我々自身の意識も・・・

 

これら全てを含めて、”Thole ” と言っているようにも感じます。

 

しかし、それを全てを叶えることは、

今となっては大変な困難に感じる人は多いのではないでしょうか?

確かに、出来上がったしまったシステムを、皆でガラリと向きを変える・・・

こんなことへの同意は得られないでしょう。

 

では、無力な我々に何ができるのか?

それは、いたってシンプルです。

 

何が無駄なのか? を考えることでないかと・・・

 

それって本当に必要なのモノなのか?

何かにおどらされて欲しているだけではないのか?

 

そう自身の内面に問いかける、内省の思考ではないかと感じています。