文科省が「支援学級の児童が普通級で学ぶ時間は週の半分とする」と取り決めを作ったこと
それに対し
「交流や共同学習の時間を制限することは、インクルーシブの理念に逆行し、障害のある子供の排除につながるのでは」
大阪弁護士会は勧告しています
大阪府は「ともに学び、ともに育つ」を教育理念に掲げインクルーシブ教育を推進しています
また国連も「普通級で過ごすのは週の半分」というこの通知の撤回を求めています
私は大阪弁護士会に同意です
児童の能力で普通のクラスで過ごす時間を多く取ったり少なくしたり、裁量を自由にした方がいいと思います
息子は国語、算数、図工は情緒級で、それ以外は交流級で授業を受けていますが、同じ情緒級でも全教科を情緒級で受けてるという子もいるし、逆に日常ほとんど交流級で過ごしているという子もいます
文科省が問題視しているのは、日常の多くを普通級で過ごしている支援級児童のこと
支援級にいるということは何らかの支援が必要な児童ということ
それが普通級で大半を過ごせば適切な支援を受けられていないということ
また、普通のクラスで問題なく過ごせる児童を支援級に在籍させているのもおかしなこと
けど同じ発達障害でも程度は様々なのです
一括りには出来ないのです
少人数で手厚くしてもらった方がいい子
コミュニケーションや勉強面は普通級でやっていける能力はあるけれど、普通の子よりメンタルの波があってしんどい時は支援級で過ごす子
私は息子が過ごす情緒級しか知りませんが、情緒級は便利屋ポジションみたいなクラスでもあると感じてます
クラスに馴染めない子がお試しという形で過ごしていたこともあります
そこら辺の心の機微というか、微妙な匙加減というのがお役所には理解出来てないなってこの通知には感じます