発達検査の日を遂に迎えました
受付で発達検査に来たことを告げると、言語聴覚士の先生が出てきました
「どうも〜行きましょうか。こっちです」と案内してくれた先はあゆみ
その中の一室でした
廊下では数名のお母さんが窓から各部屋の中を見てました
中ではお子さんが療育を受けているんだろうなと思いました
「息子さんには今日のこと説明してますか?」と小声で聞かれたので
「はい。でもクイズとかして遊ぶと言ってます」と答えると
「わかりました。今日の検査は私がやるので話を合わせますね」と言ってくれました
小部屋に入ると、私は部屋の端の椅子に座って見ているよう言われました
先生と息子は机を挟んで向かい合わせに座り「息子くん今日はクイズとかつみきで遊ぼうか」と先生が息子に言いました
「うん。いいよ」と小声で息子が答えて始まりました
検査は1時間くらいかかりました
先生から「やろう」と言われると素直に従うタイプなので落ち着いて受けられました
今の息子の実力が100%出たって印象です
これは出来るだろうなってものは出来たし、こういうの苦手だなってものはやっぱりそうでした
何度もあったのが1回の説明では理解出来ず、手を出したり引っ込めたり固まってしまうことです
「どうしたの?やっていいよ」
「…」
「やり方がわからない?」
「…」
「もう1回説明するよ?これをこうしたいんだけど、どうしたらいいと思う?」
「あぁ」→出来る
こういうことが何度かありました
「出来る能力はあるね。けど1回じゃ理解出来ないのか聞き逃してるのか…」と先生が言ってました
最後に「〇〇な時どうする?」といった質問をいくつかされました
ほぼ回答出来ましたがその中の1つ
「朝幼稚園に行こうとしたら雨が降ってます。どうしますか?」という質問がだめでした
「お部屋で遊ぶ」と息子は答えました
(何で部屋!?部屋って何さ傘傘傘)と念を必死で送りますが当然ですが届きません
「幼稚園行かないの?」
「幼稚園はね、雨の日は外で遊べないんだ。自分のお部屋で遊ぶんだ」
「なるほどね幼稚園着いてからの話かーじゃあお出かけする時に雨が降ってたらどうする?」
「1回寝て雨じゃない日に行く」
今日雨だから買い物明日にしようとか私よく言っちゃうんですが、こういうのも影響してるんでしょうか
息子の回答に先生は大笑いで「寝ちゃうの今すぐ出かけたい時どうするのじゃあ」
「傘さして行く」
ようやく傘が出ました
けどこれも日常でよくある会話で、聞いてることとは違う回答が息子はよくあります
そういうところも出てたし、すっごく出来たてわけじゃなく、もっと出来たはずなのにてこともなく
これだけ今の息子の実力100%で挑んだなら結果がどうであろうと受け入れられると思いました
検査の後
「ごめんね急がせちゃって実はあゆみはいつも定員いっぱいなんだけど、通ってたお子さんが引っ越されて枠があるんですよ奇跡的に。
でも通いたいって人は他にもいるから、すぐ埋まっちゃうんです。
そしたら次は年長さんの就学先が決まるまで空かないから、11月くらいになっちゃうんですよ」
それから、あゆみに通うには受給者証というものが必要で、市役所の福祉課に申請しなければいけないそうです
申請書の審査会議は毎月上旬に1回のみなので、9月に発達検査して結果出して申請していては間に合わず、それじゃ10月になってしまって枠が埋まるから急いでもらったと言ってました
「あゆみに通うか考える時間もほしいと思いますので、結果も急ぎ目で出しますね受給者証の申請は保護者にお願いしてます。通う場合は9月3日までに福祉課へ電話して下さい。担当は〇〇です」
ということで発達検査は終了しました
次は検査結果を聞きに行きます
我が家ではあゆみに通うことは確定してるので申請遅れないようにします
ちなみに受給者証は
障害児通所受給者証が正式名称
障害児障害児障害児…ぐるぐる頭を巡ります
障害という言葉がこれほど心を抉るものだとは知りませんでした