今年もこの季節がやってきました。
千葉県動物愛護センターのみなさん、
5年前の3月、千葉県香取市の山中で暮らしていたあかときい、
そして母犬ルーチェと妹犬わこを助けてくださって、
本当に本当にありがとうございました!
2012年3月、我が家の愛犬あかときいは、母犬ルーチェと妹犬わこと一緒に、千葉県動物愛護センターの手で保護して頂きました。
(一番上から、あか、きい、きいとわこ、ルーチェ)
一旦は3月22日に命の期限を設けられたものの、可能な限り殺処分を減らそうと努力されている千葉県動物愛護センターとちばわんのおかげで、預かりっ子として我が家にやってきました。
その日、あかときいが到着する30分前まで、私はどんな預かりっ子が来るのかも知りませんでした。
ちばわんで一時預かりボランティアの登録をした際に、「女の子の成犬を一匹」という希望を出していたので、きっと女の子の成犬が一匹来るのだろうと思っていました。ちばわんから、「子犬はどう?」なんて打診されることもありましたが、どの子が行くかは当日にならないとわからないとのことでした。
それが、到着30分前にかかってきた一本の電話で私の運命は決まりました。
「母犬とメスの子犬の2匹組(ルーチェ&わこ)か、オスの子犬2匹組(あか&きい)か、どっちがいい?」と運搬ボランティアさんに尋ねられ、私が突然のことに戸惑っていると、「子犬2匹のほうが楽だから、子犬にするね!」とアドバイスをいただきました。(それが本当に楽だったかどうかは別として)
それから一時預かりボランティアとして、私の試行錯誤の日々が始まりました。
2匹とも、とてもビビリで触ることもできず、お散歩もままなりませんでした。
ケージから出すときも、ハーネスを着けるときも、私が手を伸ばしただけで、あかもきいもブルブル震えながら脱糞していました。
我が家に来た翌日に動物病院に連れて行くと、心雑音があるから専門病院に行ってくださいと言われ、その後2匹とも慢性心不全との診断を受けました。(現在2匹ともステージ3です)
ようやく我が家に馴染んでくれたかなと思ったら梅雨の時期になり、この頃は今以上に傘を見るとパニックになっていたため、逸走がこわくて雨の日の散歩はできませんでした。運動不足から、毎日毎日家の中でプロレスとイタズラばかりする2匹をどうやって疲れさそうか悩み、2匹を車に乗せてドライブしながら気分転換したりしていました。今思うと、ちょっと育児ノイローゼ気味だったかもしれません。
成犬時推定16-18kgと言われたのに、どんどんどんどん大きくなり、気付けばちばわんの中でも1-2位を競う大きな子(当時)に成長していました。
そんな日々を一年続けましたが、保護犬の神様のおかげでご縁に繋がるようないぬ親さんのお申し込みが一件もなく、私達は一年が経つのを待っていたかのように、「一年頑張ってご縁を探してんから、預かりっ子に手を出してもいいよね!」と、あかときいを家族として迎えることを決めました。
あれから月日は経ち、
毎年3月に千葉県動物愛護センターに送っているアルバムも、これで5冊目。
今年もアルバムと一緒に、人間のおやつ「えびせんべい 縁(ゆかり)」と、今も千葉県動物愛護センターで"一生一緒の家族"を待つ犬達におやつを送りました。
この内容を、毎年ブログにあげる必要はないと思って止めた年もありました。
でも、まだまだ一般的には動物愛護センター(保健所)の「殺処分業務」だけが注目されることも多く、「動物愛護センター(保健所)=犬を殺すところ」という印象を抱いていらっしゃる方も少なくありません。
だから私は、今年も、声を大にして言います。
動物愛護センターは、
私の家族を助けてくれたところです!!!
寒くて、お腹が減って、人や車がこわくて、オドオドビクビク過ごしていた日々から解放してくれたのは、誰でもない千葉県動物愛護センターのみなさんです。
千葉県動物愛護センターのみなさん、
みなさんは、我が家の命と幸せと笑顔の恩人です。
一生感謝しています。
一日一日を大切に、一生一緒に歩んでいきます。
応援↓クリック↓をよろしくお願い申し上げます。