この10日間、毛に飢えまくっている私。
というのも、預かりの合間を縫って海外出張中。
第一弾は、気温50度にも関わらず、大っぴらにビールが飲めない国。
アラブ首長国連邦の首都アブダビとドバイ。
砂漠の真ん中にニョキニョキと突如生えたような高層ビル群と、
人工的ではあるけれどリゾート感ムンムンの白い砂と青い海。
そして!テレビを付けたら、ところどころ聞こえてくるやんか!!
「サラーム!!!!!」
お昼のニュースが始まったとき。
コメディドラマで主人公が恋人の家を訪れたとき。
トークショーにゲストが入ってきたとき。
「サラーム!」「サラーム!!」
テレビには、アラブ首長国連邦以外のカタールやトルコなんかの番組も流れてるから、どこの国の、なんて言語なんかまではわからんねんけど、時折聞こえてくる「サラーム!」に大興奮!!!
おまけに、今回利用したエミレーツ航空の担当CAさんが黒髪スレンダー美人のサラさん。
思わず、「この前まで、うちにもサラちゃんって美犬がおってん!」って言いそうになったけど、ひょっとして失礼にあたるかもしれんとグッと飲み込んだ。でも、人間のサラちゃんも器量良しで可愛かった。
そして第二弾は、最低気温0度なのに、夜の10時過ぎまで明るい国。
西ヨーロッパのスイスとフランス。
仕事のあと帰国を1日延ばして向かったのは、ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン(4,810m)!
ここ、すごいねん。
登頂はフル装備で3-4日間掛かるらしいねんけど、軟弱者の私でも、ケーブルカーとエレベーターで富士山山頂より約70mも高い展望台(3,842m)に行けるねん。
ほいでもって、展望台の片隅には、こんな東京タワー的な透明ガラスに囲まれた写真スポットが!
と、現地では仕事と異文化交流でとっても有意義な時間を過ごしたのだけれど、出張初日まではまだとあかときいと離れたくなくて、「出張なんか行きたくない!」と大暴れ。
それでも泣く泣く、お願いしてきた。
今回も、まだは猫専門病院の窓付きスイートに、大型ベッドと、四種類の食器と、あらゆるフードとおやつを持ち込み、
あかときいは、完全に従兄弟化している卒業犬ブライスのおうちへ。
地元を離れて東京に住む私にとって、ここまで安心してお任せできる方達と出会えたことはかけがえのないことやし、出張中に届く写真はいずれも笑顔なんやけど、当の私は毛むくじゃらに埋もれている毎日が恋しくて恋しくて・・・
そんなときに、大活躍してくれたのがInstagram!
さみしいからと言って、まだやあかきいの写真を見ると里心がついて余計にさみしくなるけど、Instagramには飼主さんの愛情と幸せがそのまま笑顔に表れているわんこやにゃんこの写真がいっぱい!
(フランスの街角で出会った子猫ちゃん)
たぶん今回Instagramをフォローしてくださった方々は、「自分(←私のことね)は全然投稿せえへんくせに、どんだけ毎日
いいね
すんねん!」と思ってはると思うねんけど、ほんまにみんなの笑顔に救われた。わんこやにゃんこのみならず、遠い国に引っ越した友達の子供の成長や、美味しそうな晩酌風景、きれいなお花の写真にどれほど癒されたか。
Instagram万歳!
可愛い写真を見せてくれたみなさん、ありがとう!
ようやくもうすぐ指折り数えた日常へ。
早くみんなをお迎えに行って、思いっきり抱きしめたい。
きっとまだには、しばらく小言を並べられると思うけど。
帰国したら、史上最大預かりっ子が来る前に家を片付けなければ!