検査書の2枚目↓



これは自分の傾向を分析したもの


読んだ限りだと、ほぼほぼあてはまっているなと思った
と同時に子供の時にこれらが判明されていれば、周りの人にも自分自身にも説明がついたんだろうけど
結果、わからないことでとても苦しみが起きたんだと思う。



画像だと少し読みづらいので、文字起こし↓


1) 能力面について

・ユウさんは能力によって得意不得意の差が大きいという特徴が見られました。
そのため、ユウさんの特徴に応じた工夫や調整ができると、持っている力を発揮しやすくなるのではないかと思われます。


・言葉の能力について、語いや知識は年齢相応に身についています。
しかし、他者へ説明したり伝えようとする場面では、うまく言葉が出てこなかったり、どう表現したら良いか分からないことがあるかもしれません。


・目で見た情報の処理については、周りの様子を見て全体を大まかにとらえる力は持っていることがうかがえます。
ただし、たくさんの情報があると細かいところにまでは気が付かなかったり、見落としが生じてしまうこともあるのではないかと考えられます。


• 耳で聞いた情報の処理はユウさんの他の能力と比べて苦手なところであると考えられます。
特に、言われたことを正確に聞き取り、それを覚えておくということがユウさんにとってはとても大変なことであると考えられます。


・単純作業をこなす力については、少しゆっくりとしたペースながらも正確さが見られました。ただ、うつむいた姿勢の維持がきついというお話があったため、そうした支障が作業の速さに影響していることも考えられます。



2) まとめ

以上のことから、ユウさんには得意不得意の差が大きいため、その特徴に応じた工夫や周りからのサポートが得られると、日常生活等がより円滑に過ごしやすくなると考えられます。

ユウさんにとって、特に口頭で言われた内容を覚えることは負担が大きく、これまでにも新しいことを覚えたり、コミュニケーションの場面で大変な思いをされることが多かったのではないかと思われます。

自分なりに周りの様子や言葉から予測をしようとされているものの、やはりよく分からなくなってしまうこともあったのではないでしょうか。

そのため、指示をもらうような場面では、口頭だけではなくメモやリストを渡してもらう等の配慮があると負担が少なくなるのではないかと考えられます。

新しいことに取り組む際には、はじめのうちは支援者の方と一緒にやりながら覚えられると分かりやすいと思われます。

その時には、分からなくなった時に確認できるような見本やマニュアル等があると、より安心して作業に取り組めるかもしれません。

またユウさんにとっては、ご自身のペースで作業に取り組める場の方が持っている力をより適切に発揮しやすいと考えられます。

日常生活を送る上では、専門機関等とも相談をしながら、ご自身の特徴について周りの方や支援者の方と共有して、知っておいてもらうことも大切なことであると考えられます。