CT画像はいろいろな角度から確認できるので、それぞれの角度の画像を1枚ずつ貼り付けながら、順番に見ていきます。



※まず真正面↓
CT画像から見る頭蓋骨の歪み

真正面からみるとパッと見、歪みはそこまで酷くないように見える
でも左顎付近は、凹みのような感じではある。


※ななめ下、正面↓
CT画像による頭蓋骨の歪み

真正面と比べて、左側の側頭部のふくらみがあると思う。


※頭頂部↓
頭蓋骨CT、頭の歪み確認

これを見たとき感動した部分がある。
それは側頭部のふくらみの、「く」の字がある部分。

※この部分↓
CT画像、頭の歪み、側頭部

何に感動したかというと、
右側と比べて、左側頭部はよりふくらみが強調されている。
この部分の境目は、10代後半から感じてきた違和感だ。
このふくらみの境目部分に頭痛だったり、違和感だったりでよく手でおさえていた。



なんて言えばいいのか、
とにかくこの左前頭部と、ふくらみができる左側頭部の境目あたりが重みのアンバランスを感じる場所、起点というのか支点というのか

※矢印でさしてる境目の部分が、とくに感動した場所↓
CT画像で見る頭の歪み、左側頭部の強調

言葉では言い表しづらいんだけど、この部分に違和感を長年感じてきたんだけど、このようにくっきりと画像で見ると妙に納得がいった。

何言ってんだという感じだろうけど
構造的に納得したという感じだ、歪みによる負担が。


※これは首下から撮った画像↓
CT画像:首下から見た頭蓋骨の歪み

この画像は頭頂部から撮った画像よりも歪みがくっきり見えると思う。

自分の場合、角度的に真正面からだとよくわからないけど、
上から見るか、下から見るかで頭の形の印象が変わる。

なんでこう見えるのか自分でもよく分からないが、とにかくそう見えるなと思う。



あとどれくらい歪みでズレてるのか、この画像をプリンターで紙にして、その上からえんぴつでトレースして、脊椎管(首の骨の空間)を中心にして、中心線を作った。

※元画像↓
CT画像:首下からの頭部断面図

※トレースした絵↓
頭蓋骨の歪みを示すトレース線画

どこで中心を測るか考えた結果、脊椎管を中心にすることにした。
これを見てもわかるように、かなり頭の体積が左側に偏ってるのがわかると思う。

ちなみにCT画像を撮るとき、仰向けになって頭だけ機械装置の中に入れて撮る。
だから体を真っ直ぐにして撮って、これだから結構歪んでるなと思う。

これを見て思った、「そりゃ首に負担かかるわけだ」と





※検査結果画像↓
頭部CT画像:歪みと偏りを示す

検査結果の画像を見るとそんなに歪んで見えないけど、
CT画像の骨だけにして見ると、自分の中で体感的にも考え方的にも納得がいく。





※最後に脳の画像↓
CT画像:脳の歪みを示唆する断面図

やっぱり頭の形は器なので、脳もそれに合わせて片側が凹んでるな。







CT画像を見ることができて、本当に良かったと思う。今回、東京まで行った甲斐があった。


そして今回CT画像を見て改めて思ったのは、小児科、産婦人科の責任は重いということだ。
結局、彼らは長年にわたって頭の歪みを軽視してきた。

このCT画像の歪みを見せたとしても、彼らは本当にその深刻さを理解しないだろう。

医師は日々さまざまな病気を診ている。
だからこそ「この程度なら大したことはない」と軽く受け止められてしまうのかもしれない。



しかし、彼らは一番大切なことを見落としていると思う。
それはこの頭の形は一時的なものではなく、一生、死ぬまで続くということだ。

この重みを、彼らは本当の意味で理解していない
もし本当に理解していたなら、この問題を決して軽く扱うことはできないはず。



自分には小児科、産婦人科の人達は頭の歪みは人生に大きな影響を与えるものとして捉えていないように思える。

むしろ、できるだけ軽く見積もり、軽視しようとしているように感じる。
それは長年の固定観念によるものではないだろうか。


発達障害や境界知能が長い間、生きづらさの問題点の一つとして受け止められてこなかったこととも、どこか共通しているように思う。

一度、当事者の立場になって考えてみてほしい。
頭の歪みを抱えたまま何十年も生き続けること。



CT画像:頭蓋骨の歪みと頸椎

そして、この画像↑が示すようにその影響を首に受け続けること。
その重さを本当の意味で理解してほしい。

にもかかわらず、長年にわたり頭の歪みは放置され軽視され続けてきた。
赤ちゃんに携わる小児科、産婦人科の責任は非常に重いと思っている。

彼らは、「頭が歪んでいても特に影響はない」という人たちの意見ばかりに耳を傾け、
自分のように重度の斜頭症で首や左股関節、左膝にまで影響が出ている当事者の声には、ほとんど耳を貸そうとしない。



今は以前より、頭の形の重要性の認識が広がってきた部分もあるのかもしれないが、少なくとも数年前までは十分に重視されていなかった。

正直に言えば、訴えたいと思うくらいの気持ちになる。
なぜなら、これは一生付き合っていく問題だからだ。
一生、首への負担が続くのかもしれないと考えると、憂鬱な気持ちにもなる。
それは、ごく自然な感情だと思う。



小児科だけではなく、日本の医療全体にも言えることだが、頭の歪みというものをあまりにも軽視しすぎてきたのではないかと思う。

とりわけ小児科は赤ちゃんを診る所だ。
その段階で適切に気づき、必要な対応につなげていれば、
自分のように長期的な影響を受ける人を減らせたはずだ。

実際には、多くの重度斜頭の子どもたちが見過ごされ、そのまま成長してしまったのではないかと思う。
CT画像を見て、自分は率直にそう感じた。

彼らにはそれだけの責任があると思っている。





元赤ちゃんだった者として言わさせてもらった。