本書は、交響曲を〈読む〉という新しい体験を提示する一冊です。
本書はベートーヴェン、ベルリオーズ、ブラームス、ブルックナー、マーラー、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、ショスタコーヴィチといった、クラシック音楽史を代表する作曲家の交響曲全13曲を題材に、詩と解説を融合させた独自のスタイルで構成されています。単なる音楽解説書でも、詩集でもない。音楽を聴いたときに心に残る感情、記憶、人生との共鳴を、言葉として立ち上げる試みです。
各章はまず詩によって交響曲の情景や感情を描き、その後に【解題】として、楽曲の構造、時代背景、作曲家の精神性をわかりやすく解説しています。クラシック初心者にも読みやすく、同時に音楽ファンや演奏者、評論好きにも読み応えのある内容となっていると思います。
英雄と理想、運命との闘争、信仰と沈黙、生と死――交響曲が描いてきたのは、常に人間の人生そのものでした。本書を読むことで、これまで何度も聴いてきた名曲が、まったく違う響きをもって立ち現れるでしょう。
「クラシック音楽が難しい」と感じている人へ。
「もっと深く理解したい」と思っている人へ。
『読む交響曲』は、音楽鑑賞を一段階引き上げるためのKindle書籍です。
本ブログに書き溜めた詩に、簡単な解説を加え一編を編みました。もし本書が、あなたと音楽との距離を少しでも近づけることができたなら、その感想をレビューという形で残していただけると幸いです。今後の執筆の大きな励みになります。
