「お返しって、何が正解なんだろう?」


そんなふうに悩んだこと、ありませんか?


先日、ご近所の方から思いがけず  
お土産をいただいたんです。


ちょっとした心遣いが嬉しくて、  
「ありがとう」の気持ちは

すぐに伝えたものの、  
さて、何をお返しすればいいんだろう…と

迷いました。


何か買う?  
でも気を遣わせちゃうかな?  
このくらいで良い?逆に軽い? 

……悩みはじめたら止まらない。


そんなとき、ふと目に入ったのが  
ご近所で咲いていたジャカランダの花。


薄紫の小さな花が  
木全体にふわっと広がっていて、  
思わず立ち止まってしまうほど

綺麗でした。



「これ、ついこの間までは

咲いてなかった気がする」  
と思って、その写真を撮り、  
お礼のメールに添えてみました。

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すると──  
「咲いてるって知らなかった!  
すごく嬉しい、ありがとう」と、

想像以上に喜んでいただけたのです。


このやりとりで、  
私はひとつ、大きな気づきを得ました。


「お返し」って、

品物である必要はないんですね。
大事なのは

「その人にとって嬉しいもの」かどうか。


そのときの心にふっと届く何か──  
それは、モノではなく情報だったり、  
気づきだったり、

感情だったりすることもある。


心理学を教えている私ですが、  
この出来事は、受講生との関わりにも

つながるなと感じました。


テキストを渡すことや  
講義を届けることも大事だけれど、  
「あなたのこと、ちゃんと見てますよ」と

いうサインのほうが  
よっぽど心を動かすことがある。


ちょっとした変化に気づいたら  
それを言葉にして届けてみる。  
ほんの小さなやりとりの中に、  
深い安心感が生まれることがあります。

ㅤㅤ
あなたは最近、  
誰かにそっと気持ちを届けたことは

ありますか?


そして──  
もし「お返し」に悩んでいたら、  
その人の心が動く「なにか」を  
探してみるのもいいかもしれません。