私の住んでいた街は緑の多い歴史のある街。
静かな街の賑やかな蝉時雨の中、三回目の調停は始まった。
今回も夫側が先。
調停委員は予定よりずいぶん遅れてこちらにやってきて、入室早々健康保険絡みの話となった。
「〇さん(夫)は、もうあなたを扶養から外したそうですよ」
えっ連絡もなしに?
まだ扶養家族だから保険料は夫が持つことで収まったはずでは?
不思議に思いながらも他に決める事は山積み状態。
そして私も、もう「払ってもらっている」状態から離れたい気持ちもあった。
無収入単身世帯が国保加入となれば、夫の言う健保の保険料26万超えよりずっと優しい金額になることは確認済みだったので扶養を外れてもいいと思っていた。
しかしはっきりさせなかったこのことが翌日の引越はじめに一悶着起きることになった。
<この件は次回ブログに続きます>
代理人としては、この日の結果が思わしくなければ無理に引き延ばさず調停不成立として訴訟に持っていってもいいと考えている、とのこと。私もそうなってほしいと思っていた。
しかしその日の結果は…
①慰謝料
(夫)風俗は不貞じゃないから悪いことは何もしていない。だいたい夫婦は破綻してなかったのに妻が勝手に出ていったのだから慰謝料を払うつもりはない。
それよりも父のことで傷ついたので私が慰謝料100万を請求したいと思っている。
(調停委員)え?それは請求するということで記録していいんですか?これは後々裁判に関する報告となりますけどいいんですね?
(夫側代理人)あ、ちょっと待ってください。それは私も初耳ですので。。。💦
そういう事も考えていると伝えてください💦
②財産分与
(夫)家を出た時に勝手に持っていった払済保険と、娘のマンション購入時貸した300万をチャラにしてやるからそれで財産分与は全てとする。要は現金移動ゼロ。
③年金分割
(夫)2割のみ。それ以外無い。
(調停委員)気持ちよく5割ではいかがですか?
(夫)5割といったら、一回の年金支給で2万も払わなきゃならないんですよ!!
約2時間の調停は、ほぼ夫側が時間を使い、これだけの結果しか出せず。。。
暫定だった婚姻費用を決定することも時間切れでできなかった。
結局、最低でもあと一回は調停をすることとなった。
調停は調停委員の方が伝えてくるしか相手方の様子は分からない。
もちろん中立の立場で調停は行われているのだろうけど、これだけ偏った自説を持った人間は、調停的にはどう捉えられるんだろう。
決して頭の悪い人ではないし、生活の中の法律問題ってとても興味を持ってた人だし…
知らぬ振りしてあわよくばの「言ったもん勝ち」を狙っているのか、それとも知った振りして本当は何も知らなかったのか…??
最たるものは年金分割。
こうして揉めたとしても、専業主婦で平成20年以降の離婚の場合、合意できなくても裁判所に申し立てればほぼ100% 5割が認められるのだからゴネて得する話ではないはずなんだけど。
調停後、代理人にその事について聞いてみた。
「慰謝料の件も、年金分割の件も、相手方代理人はその事を夫と話してないはずはないですよね?
どうしてこうなるんでしょう」
「予想ですが、端的に言ってしまえば手綱が引けない状態なんでしょう。
弁護士が抑えきれないんだと思いますよ。
代理人も気の毒だなぁ…」
ふ~ん、やっぱりそういう事なのかぁ。
心底、本当に、自分を中心に地球が回ってると思っているんだな、この人ってば。。。
帰り道、既に私の頭の中は翌日の引越でいっぱいになっていた。
うまくいくだろうか…