幸せに辿りつきたい -19ページ目

幸せに辿りつきたい

道に迷いっぱなしの自分…
人生最後の日、
まぁ幸せだったなって言えてることを願って…

   

引越から2ヶ月後の4回目の調停の日。

代理人とは前夜からメールでこの日の進め方の確認をしていた。

というのも前日に、相手方代理人から私の代理人宛、条件について確認のFAXが入っていたのだ。

 

「暫定のままだった婚姻費用は計算式から算出して月額4万円支払います。

そして財産分与は、前回調停で提示した額(持出した払済保険分)に100万上乗せすれば解決金なしでもいいかどうかご検討ください。」

 

おぉ、婚姻費用4万円出してくれる気になったのね!

 

婚姻費用は2回目の調停時、夫は2万しか出さないと言ってたが、裁判所の方では算定表があるので一般的な金額というのがもちろんある。

なのにあまりに低い金額を主張し続ければこの先訴訟になった時自分が不利になることを代理人から諭されたのかもしれない。

何でもいいや!増えることはウレシイ!

ってか、ようやく人並みに出してくれてサンキュ…だわ!!

 

そして財産分与。

何十年も連れ添った夫婦なら、全財産を足して2で割るという単純な計算で済むが、私たち夫婦はそうではない。だからこそ夫も出し渋る。尚且つ慰謝料の名目では払いたくない…

そしてこの日に限って代理人の口調も…とても重い。

 

なんたって婚姻期間が短いんですよ…

財産のほとんどが退職金。

そして「勤続期間のうちの同居期間がパートナーとして貢献した」とみなされるので、全財産からザックリ見て「1/4」。 これが共有財産。

ということはその1/4の半分、こちらはそれしかもらえないというのが計算上で出てくるわけです。

相手方は、もちろん40年余り勤続のうちの9年が貢献分なので「夫4、妻1」が妥当と言うでしょうね。

 

加えて相手方としては慰謝料的な事は無しと言ってきたんですよね?

私としては冗談じゃないって思うんですけど。

 

ん~、今まで言わなかった上乗せ分に、更に慰謝料というのはないと思いますね。

上乗せしたことで相手方は譲歩したつもりになってますからね。

ただこれは調停なので、可能性は低くても言うだけ言ってみるのは構いませんが。

 

ちょうど去年の今頃だったんですよ、調査に入ってもらったのは。

その頃私は体調も崩して体重も39kgを切ってこの作業をしてきたんです。

そんな思いでやってきたのに全て向こうの主張通りになっていくのが悔しいんですよね。

病気をうつされた後も関係修復をしていこうとやってきたけれど、その時の約束すら反故にされ、心身共にズタズタにされ、調査でせっかく掴んだ証拠を出すこともなく今いる訳で。

でも当の本人は一切何も負わないで済むんですよね…

 

調停というのは元々そういうものですからね。

ただ言えることは、気持ちの上での納得にどれくらいの時間をかけて、どんな結果が得られれば満足なのかという所との兼ね合いなんですよ。

もし、この先訴訟をするとなればもちろん付き合います。で、望むものを取りに行くつもりでやります。

でもその場合、あと一年は余分にかかると思ってください。

そして一審の判決に納得いかなければ控訴。

そうなると合わせて1年半近くになります。

証拠は充分ある。どちらに破綻の原因があるかってことも判断が下る。

要は一年以上の時間をかけて「アイツが悪い」という評価を得て、その上で恐らくは百万台でしかない慰謝料だとしたら、それであなたが満足することになるかどうか…

 

仰ることはよくわかります。

でも私にとっても2回目の結婚だからこそ簡単に諦めずに頑張ってきた結果がコレかって思ったら、今までのことって何だったんだろうって思うんです。

だからせめて慰謝料的なものはもらわない訳にはいかないんです。

 

うん、それなら言うだけは言おう。乗ってくる相手ではない気もするけど。

 

最後の二人での話合いの時だって、もしも本当の事を話してくれて心から悪かったって言ってくれてたらこっちも考える余地はあったんです。

でもそうならなかった。私が知っていることも全て嘘で固めてきた。

そして調停が始まったら破綻の原因は自分にないから慰謝料も払う必要が無いって…

これが通るなら、本当に世の中「悪いことした者勝ち」ですよね。

 

そう思います?

僕はアイツの負けだと思うけど。

3度目でしょ?3度目の離婚で女房出て行った矢先に親父が亡くなり、老後の貯えのはずの貯金はほぼ半分近く持っていかれる訳だ。で、今後の年金も減っていく。

まぁ家は残りますけど、それにしたってこれは男の負けだと思いますよ。

だいたい3回ですよ、3回。 内心ボロボロでしょ。

 

というところで調停委員の方が入室。

 

「始めたいと思いますがよろしいでしょうか」

 

 

調停前の打合せとして始めた代理人との話は、こんな雑談のようになってしまった。

でもこの短時間の雑談の中でも、私の気持ちのたとえ一部でも、伝えることはできる。

自分の味方でもあり、自分の闘う相手でもある代理人。

この代理人とどれだけ解り合えるかが、結果を大きく変えていくのだと、このころようやく解ってきた私だった。

 

今回こそ動き出すはず。

どっちに転んでもいい。

自分が納得できる方向に進むためには、しっかり見て、聞いて、判断していく。

できることはそれしかない、そう思う中で4回目の調停が始まった。