中国・香港株式市場・大引け=中国反落、
成長鈍化を嫌気 香港続伸
上海 18日 ロイター] - 中国株式市場は反落。この日発表された第3・四半
期の成長率は1年ぶりの低水準だったが、アナリストは早期に広範な金融政策支援が打ち
出されるとは予想していない。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数
終値は57.333ポイント(1.16%)安の4874.775。上海総合
指数は4.2283ポイント(0.12%)安の3568.1379で終了した
。
第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年比4.9%増。電力不足や供給制約、散
発的な新型コロナウイルス流行が悪影響を及ぼした。
成長減速にもかかわらず、政策当局者は他の成長支援策があると示唆している。一部
アナリストは、広範な金融政策支援見通しを後退させた。
野村はノートで「中国人民銀行は、中期貸出ファシリティー(MLF)や公開市場操
作、新たに導入したグリーン・ファシリティーなどの措置を活用する可能性がある」とし
、銀行預金準備率の引き下げを通じた流動性支援措置はないとの見方を示した。
不動産株は2.5%超下落。 中国人民銀行(中央銀行)の金融市場担
当責任者が15日、中国恒大集団の債務問題が金融システムに及ぼす波及効果
は制御可能だと述べたが、不動産市場には減速の兆しが出ている。[nL4N2RE
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野村のチーフ中国エコノミスト、陸挺氏は「人民銀行の会見を踏まえ、中国当局の不
動産抑制方針に大きな変化はないとみている」と述べた。
不動産税の試験導入について、財政省系シンクタンクの元所長が、対象地域に浙江省
が加わる可能性を指摘したと報じられた。
生活必需品株が3%超下落、酒造株は7.4%下落した。
エネルギ-株と石炭株は4.7%、5.9%それぞれ上昇。石
炭関連先物は最高値を付けた。
香港株式市場は続伸。エネルギー株と素材株が主導した。
ハンセン指数終値は78.79ポイント(0.31%)高の2万5409.7
5。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は5.23ポイント(0.06%
)高の8971.40。
エネルギー株は2.6%高。石炭株が上昇を主導した。
中国の原料炭とコークスの先物は18日、約9%上昇し、過去最高値に達した。政府
は生産拡大努力を強化しているが、需給逼迫が続いている。
電力集約型の素材セクターは4%近く上昇。
大手ハイテク株は安値から切り返し、0.1%高で引けた。中国の肖亜慶
・工業情報化相は、インターネット業界の取り締まりを継続すると述べた。
ヘルスケア株は2%高。不動産株は0.5%安。
中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値
上海総合指数 3,568.1379 - 4.2283 - 0.12 3,571.048 3,571.0482 3,539.4779
2
前営業日終値 3,572.3662
CSI300指数<.C 4,874.775 - 57.333 - 1.16 4,922.514 4,922.514 4,844.938
SI300>
前営業日終値 4,932.108
香港 終値 前日比 % 始値 高値 安値
ハンセン指数 25,409.75 + 78.79 + 0.31 25,425.32 25,425.32 25,123.25
前営業日終値 25,330.96
ハンセン中国株指数<.H 8,971.40 + 5.23 + 0.06 8,992.84 8,992.84 8,851.87
SCE>
前営業日終値 8,966.17
(リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)