日本企業の国内社債発行額、夏枯れの8月としては過去最高
8月の日本企業による国内の社債発行額は、夏期休暇などの影響で例年鈍化する傾向にあるが、ことしは9533億円と、同月としてはブルームバーグのデータでさかのぼれる1999年以降で最高となった。
月間の起債件数は低迷したものの、25日に東京電力パワーグリッドが総額2000億円、31日には野村ホールディングスが総損失吸収能力(TLAC)適格債1200億円を起債するなど大型案件が寄与した。
マニュライフ・インベストメント・マネジメントの押田俊輔クレジット調査部長は、新型コロナウイルス感染症を巡る不透明感が長引く中で国内の金利は低水準となっており、企業には手元資金を厚めに確保しようとする考えがあるようだとの見方を示した。