8日の欧州株は反落。
テクノロジー株が再び売られたほか、需要減退の兆しから原油価格が下落し、エネルギー株も下げた。
ストックス欧州600指数は1.2%下落。
業種別19指数は1指数を除きいずれも下げた。
テクノロジー株のほか、エネルギーや銀行、旅行などを含むシクリカル銘柄が特に売られた。
欧州での新型コロナウイルスの新規感染者数の増加や米中間の緊張、
さらに難航している英国と欧州連合(EU)の交渉が弱材料となった。
欧州のテクノロジー株価指数は2.1%下落し、7月以来の安値をつけた。
米国のナスダック100指数は一時2.8%安となった。

欧州債市場ではドイツ債の利回り曲線がブルフラット化。
テクノロジー銘柄を中心に株価が値下がりしたため、期間が長めの債券を中心に逃避買いが入った。
イタリア債はほぼ変わらず。シンジケート団を通じた20年債の発行後に見られた上げは失われた。
英国債は上昇。EUとの交渉が失敗に終わるとの懸念が背景にある。
ドイツ10年債利回りは一時4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下してマイナス0.506%と、
8月24日以来の低水準をつけた。
イタリア債は幅広い年限で変わらずだった。
ドイツ債とのイールドスプレッドは3bp拡大して154bpと、8月3日以来の大きさだった。
英国債の利回り曲線はブルフラット化。30年債利回りは一時10bp下げた。
短期金融市場では、イングランド銀行(英中央銀行)が来年5月に利下げすると見込んでいる。
織り込まれている利下げ幅は12bp。来年12月には同18bpが織り込まれている。
ドイツ10年債利回りは3bp下げてマイナス0.50%、
フランス10年債利回りは3bp下げてマイナス0.20%、
イタリア10年債利回りは1bp下げて1.04%。