年初来で株価が259%上げている米テスラでさえ顔負けするのが、東南アジアのローテク銘柄だ。
クアラルンプール株式市場では、マレーシアのゴム手袋メーカー、トップ・グローブの株価が今年389%高と
、MSCIアジア太平洋指数の構成銘柄としては最も大きく上げている。
子会社が手袋生産を手掛ける別のマレーシア企業、スーパーマックスの年初来上昇率は1000%を超える。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う手袋需要の急増とマレーシアが
年末まで空売りを禁じていることが、両社の株価急騰に寄与している。
マレーシアでは手袋メーカー上位3社の時価総額が今年合わせて約1090億リンギット(約2兆7400億円)膨らんだ。
今は国内株式市場への投資10ドルにつき1ドル超が手袋関連だ。
世界で資産約70億ドル(約7500億円)を運用しているノースケープ・キャピタルのファンドマネジャー、ロス・キャメロン氏は「手袋メーカーの株価急上昇は多くでテスラを連想させるが、テスラより手袋生産セクターの利益見通しの方が確かだ」と指摘。
空売り禁止も株高に若干寄与しているが、「このセクターは来年の増益率が100%を大きく超えると見込んでいる」と話した。

