15日の小倉5R(ランサムトラップ)で落馬し、左鎖骨を骨折した藤田菜七子(22)は、
左鎖骨にプレートを入れる手術を行うことが16日、分かった。
2~3週間で完治する見込みで、約1カ月での復帰を目指すことになる。
また、参戦予定だった2つの騎手招待レース(サウジアラビア=28日、
スペイン=3月8日)への参加を正式に辞退した。
現在北九州市内の病院に入院中の菜七子は、
近日中に筑波大学付属病院(茨城県つくば市)に転院し、手術を行う予定。
この日、東京から駆け付けた師匠の根本師は「思ったよりも本人が明るくてホッとした。
もちろん悔しい思いでいっぱいなんだろうけど、
デビューからここまでガムシャラにやってきたのだから
神様がくれたお休みだと思いなさいという話をしました」と病室の様子を明かした。
折れて上下にズレた鎖骨はプレートで固定する。
自然治癒を目指す選択肢もあったが、きれいに治すことで後遺症を残さない道を選んだ。
1カ月での実戦復帰ならコパノキッキング(セン5=村山)との再コンビで挑む
交流G3東京スプリント(4月8日、大井)に間に合う可能性も。
それでも、元騎手の根本師は「目標をつくると焦ってしまうし、先はあまり考えない方がいい。
若いからと無理して乗らせたくない。
完全に治してから復帰させたい。
体は動かせなくても、イメージトレーニングなどでレベルアップしてほしい」
と治療を最優先させる方針を示した。